「ためられる家計」への第一歩は財布の見直しから!

物が詰まってパンパンに膨らんだ「ブタ財布」 イラスト:コルシカ
「ためられる家計」にするため、まずは現状を明確に把握しましょう。最初にすることは、毎日使う財布の見直し。家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナーの横山光昭(よこやま・みつあき)さんに、たまらない財布とためられる財布の違いを教えてもらいました。

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■こんな「ブタ財布」じゃたまらない!

毎日持ち歩く財布には、お金をためられる人か、そうでないかが表れます。お金だけでなく、レシートやクーポン、ポイントカードなどでパンパンに膨らんでいる「ブタ財布」は、ためられない人の象徴。お金以外の物を詰め込んでいると、今いくら持っているか把握できず、使いすぎてしまうことが多くなります。また、「お得」なクーポンやカードを大量に持っていると、そのために無駄な買い物をしがちです。

■ためられる人の「スマート財布」

お金をためるのが上手な人は、スッキリと整理された薄い財布、「スマート財布」を使っています。必要最低限の物しか入っていないので、常に所持金を把握でき、支払うときもスマートです。また、「お得」と言われるクーポンなどに煩わされず、お金を丁寧に扱えます。
よく「お金がたまるのは長財布」とか「金運アップは黄色の財布」などと言いますが、そんなことより大切なのは、「お金を大切に使える財布かどうか」です。「ためられる人」は、お金に敬意を払って、財布も大切に管理しているのです。
3か月に一度は財布の中身を点検し、使っていないカードやクーポンを処分しましょう。そうすれば、長財布であろうと二つ折り財布であろうと、スマート財布にできます。
※ブタ財布からスマート財布への改善ポイントはテキストで詳しく紹介しています。
■『NHKまる得マガジン 不安解消! 家計見直し術』より

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