夏野菜はそのままで秋冬野菜も作りたい! 方法は?

夏野菜がまだ元気だけれど、秋冬野菜も作りたい……そんな欲張りさんの望みを叶える方法を、練馬区の農業体験農園「百匁の里」園主の加藤正明さんが教えてくれました。

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■欲張り派に新提案。通路に作付けする奇策はどうですか。

秋の彼岸(9月下旬)まで間に合うのは、ハクサイ、ブロッコリー、カリフラワーの苗の植えつけです。ダイコンは、白首系の場合は早生(わせ)品種にします。10月上旬まで間に合うのは、ミニハクサイ(苗)と青首ダイコン、ミニダイコンです。
と、ここまでは常識的な提案。夏野菜の畝(うね)の間の、今まで通路だったスペースに畝を立て、コマツナ、ミズナ、小カブなどのタネをまいてはどうでしょう。ミニハクサイ、ミニダイコンも難易度はやや高めですが、チャレンジする価値はあります。秋になると、夏野菜は株の下部の収穫は終わり、上部が中心になってくるので、下葉を落とし、新たな畝への日当たりと風通しを確保します。晩秋には、夏野菜を片づけたあとの畝が通路になります。
※テキストでは総勢6名の専門家がお悩み解決法を指南しています。ぜひご覧ください。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年10・11月号より

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