この秋は自然派を目指す! 菜園プランニング 4つのポイント
- イラスト:浅野みどり
せっかく自分で作るのだから、なるべく農薬を減らしたい。自然の力で野菜を育てたい――。そんな声にお応えして、『やさいの時間』2018年8・9月号 では「自然派」をキーワードにプランニングのコツを特集しています。
菜園のプランニングでは、連作障害を避けるために同じ科の野菜を続けて育てないことが基本。生育を促すため、適期適作を心がけ、十分な株間をとることも大切です。ここでは、自然派菜園を実践するための、その他の4つのポイントをご紹介します。
* * *
■プラン1 防虫ネットなどの資材で害虫の侵入を防ぐ
秋冬シーズンの栽培は、キャベツやダイコン、ハクサイといったアブラナ科野菜がメイン。しかし、アオムシやコナガなどの害虫による被害が多く、何もしないと葉が穴だらけに。また、暑い時期から栽培が始まるので、病気の被害も多くなります。
そこで有効なのが、防虫ネットや不織布、黒マルチなどの資材の活用。被害を未然に防ぎ、無農薬栽培を可能にします。
■プラン2 病害虫に強い品種や自然派農薬を活用する
自然派菜園では、害虫の被害にあいにくい野菜をメインにするほか、病害虫に強い性質をもつ品種を取り入れるのも得策です。
さまざまな対策を講じても被害が広がる場合は、食品由来の成分や微生物の力などを利用した農薬を併用する方法も。早めに対処することで、被害を最小限に防ぐことができます。
■プラン3 コンパニオンプランツで野菜を守る
異なる植物をそばで育てることで、互いによい影響を及ぼす「コンパニオンプランツ」を取り入れる考え方もあります。
例えば、アブラナ科の野菜を害虫から守るために、セリ科やキク科の野菜を近くで育てるなど。コンパニオンプランツを利用すると、害虫が増えにくくなります。
■プラン4 天敵の力を借りて害虫を退治する
害虫を捕食してくれる「天敵」の力を借りて、野菜の被害を減らす方法もおすすめ。具体的には、害虫をエサとする虫が集まる植物などを菜園に取り入れ、天敵がすみやすい環境を作ります。
さまざまな生き物がすむ菜園は、生態系が豊かになり、特定の害虫が増えるのを防いでくれます。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年8・9月号 より
菜園のプランニングでは、連作障害を避けるために同じ科の野菜を続けて育てないことが基本。生育を促すため、適期適作を心がけ、十分な株間をとることも大切です。ここでは、自然派菜園を実践するための、その他の4つのポイントをご紹介します。
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■プラン1 防虫ネットなどの資材で害虫の侵入を防ぐ
秋冬シーズンの栽培は、キャベツやダイコン、ハクサイといったアブラナ科野菜がメイン。しかし、アオムシやコナガなどの害虫による被害が多く、何もしないと葉が穴だらけに。また、暑い時期から栽培が始まるので、病気の被害も多くなります。
そこで有効なのが、防虫ネットや不織布、黒マルチなどの資材の活用。被害を未然に防ぎ、無農薬栽培を可能にします。
■プラン2 病害虫に強い品種や自然派農薬を活用する
自然派菜園では、害虫の被害にあいにくい野菜をメインにするほか、病害虫に強い性質をもつ品種を取り入れるのも得策です。
さまざまな対策を講じても被害が広がる場合は、食品由来の成分や微生物の力などを利用した農薬を併用する方法も。早めに対処することで、被害を最小限に防ぐことができます。
■プラン3 コンパニオンプランツで野菜を守る
異なる植物をそばで育てることで、互いによい影響を及ぼす「コンパニオンプランツ」を取り入れる考え方もあります。
例えば、アブラナ科の野菜を害虫から守るために、セリ科やキク科の野菜を近くで育てるなど。コンパニオンプランツを利用すると、害虫が増えにくくなります。
■プラン4 天敵の力を借りて害虫を退治する
害虫を捕食してくれる「天敵」の力を借りて、野菜の被害を減らす方法もおすすめ。具体的には、害虫をエサとする虫が集まる植物などを菜園に取り入れ、天敵がすみやすい環境を作ります。
さまざまな生き物がすむ菜園は、生態系が豊かになり、特定の害虫が増えるのを防いでくれます。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年8・9月号 より
- 『NHK趣味の園芸やさいの時間 2018年 08 月号 [雑誌]』
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