日本の夏でもぐんぐん育つクウシンサイ

その名のとおり茎が空洞。シャキシャキとした食感が人気です。撮影:渡辺七奈
暑さに強く、病害虫にも負けない丈夫さが魅力の、クウシンサイ。高温多湿の日本の夏でも、ぐんぐん育ち、収穫できます。真夏に貴重な葉もの野菜です。深めのプランターで育てて、繰り返し収穫しましょう。栽培のポイントを、園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんに教えてもらいました。

* * *

 

■STEP1 横に広がって育つから、タネは点まきに

一定間隔のまき穴に数粒ずつまく点まきは、最終的な株間がわかり、間引きも簡単です。

 




■STEP2  1穴2本に間引きをして、そのまま育てる

双葉が開いたら、葉が重なっているものや、小さすぎるものなどを間引き、1穴に2本残す。残す株が一緒に持ち上がらないよう株元を押さえて引き抜く。間引き後は株元に土を寄せ、株がグラつかないように注意する。

■STEP3 伸びたわき芽を、どんどん収穫しよう!

摘心(てきしん)を兼ねて最初の収穫をします。その後は、伸びたらこまめに収穫しましょう。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年6・7月号より

NHKテキストVIEW

NHK趣味の園芸やさいの時間 2018年 06 月号 [雑誌]
『NHK趣味の園芸やさいの時間 2018年 06 月号 [雑誌]』
NHK出版
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HMV&BOOKS

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム