甘酒は夏におすすめ!

飲む際は湯で割って好みの濃度にしても。すりおろしたしょうがや塩少々を加えると味が引き締まり、甘さが引き立つ。 撮影:吉田篤史
栄養たっぷりで、美容効果もあり!? と、注目を集める発酵食の甘酒は、まろやかな甘みとうまみも魅力。体が温まることから、冬の飲み物のように思われがちですが、実は夏にこそおすすめなのです。

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■調味料としても大活躍

米こうじ由来の甘みがある甘酒は、調味料として砂糖やみりんのかわりに活用できます。砂糖やみりんに比べると甘みは穏やかですが、うまみとコクがあるので、料理のおいしさがアップ。中国では甘酒に似た「酒醸(チューニャン)」という発酵調味料があり、豆板醤(トーバンジャン)を使った料理などに用いられています。

■甘酒いろいろ

甘酒には米と米こうじを原料とするタイプと、酒かすを原料とするタイプが。米と米こうじを原料とするタイプの場合は炊いたご飯でつくる方法のほか、炊いたおかゆでつくる方法もあり、配合具合もさまざま。また、米を使わず、米こうじと水のみでつくる方法もあります。

■夏には特におすすめ!

甘酒はブドウ糖や必須アミノ酸などを含むことから、「飲む点滴」ともいわれます。冬に飲むイメージが強いのですが、江戸時代の風俗を著した『守貞謾稿』には甘酒売りが夏の風物詩として登場。俳句では、甘酒は夏の季語とされています。今も昔も夏は体力が落ちる季節。日本人は栄養たっぷりの甘酒を栄養ドリンクとして頼りにし、愛飲してきたのです。
※テキストでは保温ポットで気軽につくることができる甘酒レシピを紹介しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2018年6月号より

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