“いい声”になると、いいことがある!

島村武男さん 撮影:下村しのぶ
“いい声”が必要なのは、アナウンサー、セミナーの講師、電話オペレーターなど、「しゃべる職業」の人だけだと思っていませんか? そうではなく、人と話す機会がある人なら、誰でも声で得をするチャンスがあります。オペラ歌手の島村武男(しまむら・たけお)さんが、そんな“いい声”でかなえられる「いいこと」の例を挙げてくれました。

* * *


■コミュニケーションが楽になる!

小さい声やこもった声だと、何度も聞き返されるうちに、自分も相手も疲れてしまいます。“いい声”で話せば、相手にはっきりと内容が伝わり、コミュニケーションがスムーズになります。

■仕事がうまくいく!

会議などで自分の意見を伝えるとき、モゴモゴとこもった声では、説得力に欠けます。“いい声”で話せば、明瞭な響きの堂々とした声になるので、意見を聞いてもらいやすくなります。

■好感度が上がる!

キンキン声やかすれ声では、聞いている相手は心地よくありません。“いい声”は、響きがよく落ち着いていて、周りの人に「もっと聞きたい」「一緒に話したい」と思ってもらえます。“いい声”で話せば、自然と周りに人が集まってくるのです。

■健康になる!

“いい声”をマスターすると、日常的に腹式呼吸をすることになります。腹式呼吸には、自律神経を整えて、さまざまな不定愁訴(ふていしゅうそ)を改善する働きがあると言われています。また、“いい声”を出していると自分が気持ちよくなり、ストレス発散にもなります
テキストでは、“いい声”を出すためのトレーニングを写真入りで詳しく紹介しています。
■『NHKまる得マガジン 好感度アップ! 世界的オペラ歌手に学ぶいい声トレ』より

NHKテキストVIEW

好感度アップ!  世界的オペラ歌手に学ぶいい声トレ (NHKまる得マガジン)
『好感度アップ! 世界的オペラ歌手に学ぶいい声トレ (NHKまる得マガジン)』
島村武男
NHK出版
1,520円(税込)
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HonyaClub.com
>> HMV&BOOKS

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム