第25回 ミュータント・タートルズ! サンディエゴ・コミコンを席捲す!
ごぶさたしちゃいました!
今回はSDCC=サンディエゴ・コミコンのレポートです。
今年も、アメコミ&ポップカルチャーの祭典、サンディエゴ・コミコン(SDCC)に行ってきました。SDCCはもともとアメコミの出版社、流通=コミック・ショップ、アーチスト、ファンのコンベンション・イベントでしたが、アメコミ文化に近いゲームやヤング・アダルト小説、映画、TV,おもちゃ等もとりこむようになり、ポップカルチャーのイベントとして成長しはじめました。そして、近年、ハリウッドのアメコミ映画の重大発表はここで行われるようになりました。というわけで映画業界注目のお祭りです。
それで今年は
*来年公開される「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」の発表(パネルといういい方をします)
*バットマン75周年を記念してのバットマン関係の発表
*いよいよ新作が公開される「スター・ウォーズ」まわり
が話題を集めていましたが、
個人的に今年目立ったキャラは、ミュータント・タートルズでした(笑)
もうすぐ新作が封切られることもあり、タートルズのTシャツ着た人は多かったです。
今回は、その「ミュータント・タートルズ」まわりのレポートです。
まず、ざっと「ミュータント・タートルズ」について記すと、正式には「ティーンエイジ・ニンジャ・ミュータント・タートルズ」というのがタイトルで、「ニンジャ・タートルズ」という人も多いです。略してTMNTとも表記されたりします。もともと84年に同人誌でデビューし、それが評判になってアニメ化、メジャー出版社でアメコミ化、おもちゃ化、ゲーム化、90年代にはマペットの生みの親ジム・ヘンソンによって、実写映画化されました。たびたびリバイバルされ、日本でもタカラさんからおもちゃでたり、テレビ東京さん等でアニメが放送されていたので、人気があります。
お話は、NYの4匹の亀が、ミュータント物質によって亀人間に変身。おなじく忍者の師匠に飼われていたネズミがミューテーションしたスプリンターから忍術を習い、悪の忍者たちと戦う、というもの(アニメ版では、この忍者の師匠そのものが、ネズミ人間になるという設定でした)。NYの地下にすみ、ピザが好物。サーファーのスラングをしゃべる、それぞれヌンチャク、サイ、棒術、剣の達人。またレオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロと芸術家の名前を有している、、という感じです。
なんだかんだで30周年も続いてるんですね。それで、今回なんとなんと!マイケル<トランスフォーマー>ベイ プロデュースで映画化されるのです(アメリカは夏、日本では正月)!! そのパネルがありました。
SDCCでは、ホールHと呼ばれる6000人以上を収容できる大ホールがあるのですが、24日(木)15時からパラマウント・ピクチャーズのパネルの中で行われました。まずコミックから始まり、アニメ化アクション・フィギュア化、一度映画化された過去を振りかえるトリビュート映像が流れ、今度の新作の発表。原作者の一人ケヴィン・イーストマンとヒロインを演じるミーガン・フォックスが登場すると会場は大興奮。ミーガンは、タートルズたちの理解者であるエイプリルという役を演じます。実はミーガン・フォックス、マイケル・ベイともめて「トランスフォーマー」シリーズを降ろされたのですが、今回、仲直りして本作で、マイケル・ベイ組に復帰! それもうれしいのです。(会場のファンから、ミーガンに対して「愛してる!」の声がかかると「あたしも愛してる!」とミーガンが応えるなど楽しい発表でした)
まずお披露目になったのは
ミーガン演じるエイプリルとタートルズたちが出会うまでの映像クリップです。
NYの地下鉄が謎の忍者団に襲われ、ジャーナリストのエイプリルが、そこに駆けつけるが、逆に人質に。しかし、この動きを見ていた別の一団がいて、そこに現れ、悪の忍者たちをけちらし去っていく。その正体をつきとめようとエイプリルが彼らを追っていくと、亀だった!!! タートルズは、エイプリルに僕たちのことを言うなよ、と口止めします。そのとき、わざと低い声で迫って「バットマンを気取ってみた」みたいなギャグをとばしたりします。エイプリルが「あんたたちなんなの?」と尋ねると
「亀だよ」
「忍者だよ」
「ミュータントだよ」
「で、十代の若者なのさ」
と一人(匹?)ずつ応える。
会場大もりあがり!
ネズミの姿をした師匠スプリンターをエイプリルに紹介するときは「ジェダイみたいでしょ」等、アクションのすごさとツボをおさえたギャグのバランスが絶妙で、会場内は爆笑!
その後、ミーガンが、「もっと(映像を)観たいわよね!みんな!」と会場に声をかけると大拍手!さらに初出し映像!
雪山での、敵の組織とタートルズたちのカーチェイスを絡めたアクション映像がお披露目! グロテスクでノロいハズの亀人間たちが、スピーディなアクションを展開! かわいく&かっこよく見えるから不思議!
亀の甲羅はキャプテン・アメリカの盾並みの防御力! そして映像クリップの最後でタートルが、「カワバンガ!」という原作のタートルのお約束のセリフ言うシーンがちゃんと盛り込まれていて、ここは大喝采!
新タートルズの誕生を皆でお祝いする感じでした。
SDCCのレゴ・ブースでは、タートルズの宿敵シュレッダーをレゴで作ったオブジェも展示されていたり、会場近くのおしゃれなお店でも、僕のとまったホテルのスタッフも、タートルズがフィーチャーされていました! この亀たちに大注目です!
さて、この「ミュータント・タートルズ」以外の、僕のSDCCのレポートを以下にUPしています。
よかったらご覧ください。
日本で一番詳しいマーベルのパネル・レポート
http://news.aol.jp/2014/07/30/comicon2014/
マーベル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140728-00000007-piaeiga-movi
アダム・ウエスト:バットマン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140728-00000005-piaeiga-movi
リジェンダリー・ピクチャーズ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140728-00000006-piaeiga-movi
クリストファー・ノーラン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140725-00000008-piaeiga-movi
コスプレについて
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140801-00000005-piaeiga-movi