『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月』を観ると元気をもらえるのはなぜか。
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- レニー・ゼルウィガー,ヒュー・グラント,コリン・ファース,ビーバン・キドロン
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昨年、11年ぶりに新作『ブリジット・ジョーンズの日記3 ダメな私の最期のモテ期』(BD&DVD 4/12リリース!)が公開された『ブリジット・ジョーンズ』シリーズ。2004年に公開された前作『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月』(シリーズ2作目)は、今観ても元気がもらえます。
飲酒も喫煙もガンガンの、ドジでポッチャリの冴えない独身女性ブリジットが恋愛に奮闘する様子が描かれるブリジット・ジョーンズシリーズ。2001年公開の1作目では女たらしのダニエル(ヒュー・グラント)といろいろありましたが、2作目の本作では弁護士のマーク(コリン・ファース)と付き合うことになります。
恋人マークと一緒のベッドで迎えた朝。だ・け・ど! 出勤早々声が聞きたくなって電話。行ってきますのバイバイをしたあとすぐにメールしたり。とにかくラブラブなふたり。ですが、友人にけしかけられて彼氏の浮気を疑ったり、プロポーズを期待するもその気のないそぶりに落ち込むブリジット。そして喧嘩に発展、ついに別れてしまいます。
さらに、ドジをしつつも順調だった仕事では、出張先のタイの空港で薬物所持の疑惑をかけられ現地警察に逮捕されてしまいます。
すべてうまくいっていたはずなのに、どんどんうまくいかなくなります。
なんでそうなっちゃうんだブリジット!って思うけど、留置所で受刑者たちと仲良くなったり、タイ出張に同行していた元カレのダニエルに口説かれて揺れ動いたり、結局どこへ行ってもブリジットはブリジット。
一生懸命だけど空回りしちゃう。それがとっても魅力的だと気付かないのは本人だけ。ドジだし大酒飲みだしヘビースモーカーだしおデブさんだし、でも、そんな飾らないブリジットがみんな大好き。ブリジットは教えてくれる。いつでも笑っている元気な人が、周りを元気にするってこと!
(文/森山梓)