キャリアウーマンであり、良き母でもありたい女性の新しいライフスタイル『アラフォー女子のベイビー・プラン』
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20代後半になってくると重要な仕事をまかされて毎日が忙しくなり、恋愛モードをお休みしてしまう人も多いのではないでしょうか? 「仕事が順調な今の自分が大好き! だけどお母さんになることにも憧れる!(......相手はいないけど)」という方にオススメしたい作品『アラフォー女子のベイビー・プラン』は、日本ではまだあまり考えられない、最初からパートナーを作らずにシングルマザーになることを決心する女性が主人公です。
キャリアウーマンのキャシーは人工授精で子どもを産むことを決心し、親友のウォーリーに打ち明けます。ウォーリーはキャシーに密かに想いを寄せていたため、ショックを受けるも、自分の気持ちを伝えずにキャシーの応援をすることに。精子提供者のローランドと出会った日の夜、泥酔状態だったウォーリーは、なんとローランドと自分の精子を入れ替えてしまうのです! しかもその後、すっかりそのことを忘れてしまいます。
7年後、ウォーリーはニューヨークに戻って来たキャシーと再会。息子のセバスチャンを紹介されますが、食べているときの癖や悲観的な性格が自分と似ていることに違和感を感じます。今更になって7年前に自分の精子を入れ替えてしまったことを思い出します。
なんでも相談していた相手が実は自分の子どもの父親だった!という、思いがけないストーリーですが、精子提供者であるローランドとウォーリー、キャシーの三角関係を見ていると、シングルマザーになってもちゃんと恋愛を楽しめるんだと実感できます。
またキャシーが「相手はいないけど母親になりたい」ときちんと意思表示をして、精子提供者を招いたパーティーを開催したりすることは、日本にはあまりなじみのないもの。ニューヨーカーの女性ならではの考え方を学ぶことができます。キャリアウーマンにも、母親にも憧れる女性は、キャシーから色々と学ぶことができるかも!?
(文/トキエス)