「新作映画イッキに見せます! in東京国際映画祭」にゲスト登場した大槻ケンヂさん
現在開催中の東京国際映画祭(〜10月28日まで)で、25日に行われた「新作映画イッキに見せます! in東京国際映画祭」。今秋〜来年にかけて公開される新作映画の予告篇64本を一挙に上映するというイベント。東京国際映画祭では初の試みです。
会場となったTOHOシネマズ六本木ヒルズには、映画好きで知られる大槻ケンヂさんが登場。なんとTOHOシネマズ六本木ヒルズに来たのは初めてだそうで、プレミアムスクリーン客専用のリッチなラウンジに衝撃を受け「新宿昭和館(※)のお客さんに見せてあげたかった!」と興奮。また、『映画秘宝』誌上で生み出されたあの名言「男は黙ってシネパトス!」が飛び出し、「だいたいのアクション映画は、予告篇に出てくる以上のすごいシーンはない」という予告篇あるあるも披露するなど、流石のコメントを連発していました。
そんな大槻さんが特に観たい!と思った新作映画は『LOOPER/ルーパー』(2013年1月13日公開)と『レッド・ライト』(2013年2月公開)。
『LOOPER/ルーパー』はタイムマシン開発済みの近未来を舞台に、未来からやってくるターゲットを抹殺する「ルーパー」と呼ばれる暗殺者をブルース・ウィリスが演じます。ある時、彼の元に送られてきたターゲットを巡っての主人公の葛藤が見所。一方の『レッド・ライト』はロバート・デ・ニーロ演じる伝説の超能力者と、『エイリアン』シリーズのリプリー役でお馴染みのシガニー・ウィーヴァーとキリアン・マーフィが演じる科学者たちの心理戦を描いたミステリー。
ほかにも、「あれだけキャリアがありながら、どんどん軽くなっていくのがいい(笑)」と評するニコラス・ケイジ主演2作『ゲットバック』(11月10日公開)、『ゴーストライダー2』(2013年2月8日公開)や、「最近は渋みが増してていい!」というヴァンダム主演2作『ユニバーサル・ソルジャー:殺戮の黙示録』(11月3日公開)、『ハード・ソルジャー:炎の奪還』(11月17日公開)など、11月以降は筋肉系映画も盛りだくさんです!
ちなみに「最近はいっぱい食わされた!っていう感じの予告篇をあまり見なくなった」と惜しんでいた大槻さん。『メガフォース』や『サランドラ』(ジョギリ・ショックで有名)などの"盛り系"予告篇を懐かしんでいました。
※新宿昭和館 2002年に老朽化により閉館した、ヤクザ映画専門の映画館。現在、跡地に「K's cinema」があります。