スラング混じりの "リアル"ガールズトーク。『最凶女装計画』
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黒人刑事コンビが白人セレブ女子になりすまし、潜入捜査する爆笑必至コメディ『最凶女装計画(原題:WHITE CHICKS)』。"Chicks"は「若い女性」を指すスラングで、原題の意味は「白人女性」です。スラングといえば、女性が使うとおかしいかな?なんてイメージ、ありますよね。しかし、女子だってスラングを使ってみたい! 口が達者な黒人刑事二人がWhite Chicks風に使いこなすスラング混じりのセリフの数々は、リアルなガールズトークをしたい人におすすめ。
①彼の甘い言葉を一蹴
"Don't"hey baby"me!"
(「ヘイベイビー」じゃねえよ!)
解説:"Don't ◯◯ me." は「私に◯◯しないで」と意味し、かなり使えるセリフ。この紹介したセリフのように◯◯のところにほかのフレーズをいれてもよし。
②ガールズトークで大活躍しそうなセリフ
"You little witch. How do you know?"
(この魔女め。なんでわかったの?)
③聞き捨てならないことには。
"Squeeze me?"
(なんですって?)
解説:"Squeeze me" は「すみません」「失礼ですが」を意味する "Excuse me"から派生してできたフレーズ。人にぶつかってしまったときなどの「申し訳ない」と意味する "Excuse me"の代わりに使うことはできませんが、聞き捨てならないことを言われたときなどに聞き返す"Excuse me"と代用可能。このフレーズ、女子ならではって感じがします。
④試着室はいつも戦場。
"Honey, you never need a bigger size. Come here, Let me show a little trick."
(大丈夫、大きめのサイズなんて必要ないわ。私が小さなトリックを見せてあげる)
解説:英単語"trick"は「トリック」とそのまま訳すことができますが、「悪ふざけ」「奇妙な性向」「売春」など文脈によって意味がだいぶ変わってきますので、使い方にはご注意を。
⑤しつこいナンパには
"Buzz off!"
(どっかに消えて!)
解説:"buzz off" は「消え失せろ!」という意味で、 "Go away"よりもキツい表現。
⑥別の女子グループの話題には。
"Those skanks think that they are hot?"
(アイツらあれがセクシーだと思ってるの?)
解説:"sexy" と "hot"はどちらも「セクシー、色っぽい」と訳すことができますし、ほぼ同じ意味で使われます。強いて言えば、「hot」は「sexy」よりもカジュアル。例えば道でミニスカートを履いていてなんだかムラムラする場合は「hot」、フォーマルなドレスを着て美しいなと感じたら「sexy」を使うそうです。
また、skanksはスラング。「汚い女」を意味する "bitch" の代わりとして使うことができるワードですが、男性に対しても使うことが可能。
⑦女性特有のイヤミ的悪口を止めるには。
"Look, let's just cut to the chase."
(わかった、要点をはっきりさせましょう)
解説:"cut the chase" は「さっさと要点を言う」という意味で使われます。起源は、アメリカの無声映画で脈略もなく急に追跡 "chase" シーンがスタートすることが多かったことだそうです。
⑧お腹が痛そうな友人には。
"What's wrong, honey? Did you just get cramps?"
(ちょっとどうしたの?生理痛きた?)
解説:"cramp"は「痙攣する」という動詞ですが、名詞として使用される場合は「激しい激痛」「生理痛」「陣痛時の子宮収縮」などを意味します。
本作のリアルすぎる女子の英会話術を身につければ、外国人女性との友情を築けるかも。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(文/トキエス)