半端に余ったひき肉を上手にストック!
- 左から合いびき肉、豚ひき肉、鶏ひき肉。撮影:木村 拓(東京料理写真)
『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年10月号からスタートした連載「賢い冷蔵庫」。料理研究家の瀬尾幸子(せお・ゆきこ)さんが、余りがちな食材をちょっとの手間で上手にストックし、もっとおいしく使いきる方法を紹介します。第1回のテーマは「ひき肉」です。
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ひき肉が少し残ってしまったけれど、一度解凍したものは再度冷凍できないし、次の日にもう一品メインのおかずをつくるほどの量でもない。そんなときは断然、味をつけずに炒める方法がおすすめです。ひき肉から脂が出るので、表面加工がしてあるフライパンでそのまま炒めるだけ。冷蔵庫で2〜3日間はもちますし、火を通してあるので冷凍しても味が落ちません。
ひき肉の炒め方にはちょっとしたコツがあります。まず、強めの火で肉汁を閉じ込めるように焼くこと。そして、ガシガシとほぐさないこと。火が通れば自然とほぐれます。箸ではさめるくらいの塊にすると食べごたえもあり、使い勝手もよい。これはどの種類のひき肉でも同じです。
炒めひき肉は、汁物に入れて味出しに使ったり、野菜の炒め物にプラスして主菜にしたりと使い勝手は抜群です。冷凍のまま、調理に使えます。夕食の支度のついでに炒めれば、手間もかかりませんよ。
■材料とつくり方
フライパンにひき肉100gを入れて強めの中火で熱し、あまり動かさずに焼く。肉の色がある程度変わったら上下を返し、火がほぼ通ったらへらなどで大きくほぐす。粗熱が取れたら清潔な保存容器に移し、冷凍庫へ。1か月ほどで使いきること。
[全量250kcal(合いびき肉)・240kcal(豚ひき肉)・190kcal(鶏ひき肉) 調理時間各7分(粗熱を取る時間は除く)]
※炒めひき肉を使ったレシピをテキストで紹介しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年10月号より
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ひき肉が少し残ってしまったけれど、一度解凍したものは再度冷凍できないし、次の日にもう一品メインのおかずをつくるほどの量でもない。そんなときは断然、味をつけずに炒める方法がおすすめです。ひき肉から脂が出るので、表面加工がしてあるフライパンでそのまま炒めるだけ。冷蔵庫で2〜3日間はもちますし、火を通してあるので冷凍しても味が落ちません。
ひき肉の炒め方にはちょっとしたコツがあります。まず、強めの火で肉汁を閉じ込めるように焼くこと。そして、ガシガシとほぐさないこと。火が通れば自然とほぐれます。箸ではさめるくらいの塊にすると食べごたえもあり、使い勝手もよい。これはどの種類のひき肉でも同じです。
炒めひき肉は、汁物に入れて味出しに使ったり、野菜の炒め物にプラスして主菜にしたりと使い勝手は抜群です。冷凍のまま、調理に使えます。夕食の支度のついでに炒めれば、手間もかかりませんよ。
■材料とつくり方
フライパンにひき肉100gを入れて強めの中火で熱し、あまり動かさずに焼く。肉の色がある程度変わったら上下を返し、火がほぼ通ったらへらなどで大きくほぐす。粗熱が取れたら清潔な保存容器に移し、冷凍庫へ。1か月ほどで使いきること。
[全量250kcal(合いびき肉)・240kcal(豚ひき肉)・190kcal(鶏ひき肉) 調理時間各7分(粗熱を取る時間は除く)]
※炒めひき肉を使ったレシピをテキストで紹介しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年10月号より
- 『NHKきょうの料理ビギナーズ 2017年10月号 [雑誌] (NHKテキスト)』
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