佐藤和俊六段の背中を押した加藤一二三九段の入門書
- 撮影:藤田浩司
2017年10月からEテレ『NHK 将棋フォーカス』の講師を務めている佐藤和俊(さとう・かずとし)六段。初めて買ってもらった一冊の入門書が、小学生だった佐藤六段にある決意をさせたといいます。
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■少年時代の決意 小学校卒業時に自分の道決める
小学校4年生の11月頃、私の出身地の千葉県にある柏の将棋センターに通うようになりました。なぜ強くなりたいと思ったのか、きっかけはまったく思い出せません。ただ初めて買ってもらった将棋の本は、加藤一二三九段の入門書だったと記憶しています。
その本にプロ棋士になるためには、まず奨励会に入らなければいけない。入会の目安として小学校6年生でもアマ四、五段の実力が必要と書かれていました。目標として小学校卒業までに、その棋力が身につかなければ将棋は趣味として楽しもう——そう思ったことは今でも覚えています。
初めて買ってもらった本を読んで子ども心に1つの決意が芽生えて、それが自分の道になりました。これも何かの縁でしょうか。
■『NHK将棋講座』2017年10月号より
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■少年時代の決意 小学校卒業時に自分の道決める
小学校4年生の11月頃、私の出身地の千葉県にある柏の将棋センターに通うようになりました。なぜ強くなりたいと思ったのか、きっかけはまったく思い出せません。ただ初めて買ってもらった将棋の本は、加藤一二三九段の入門書だったと記憶しています。
その本にプロ棋士になるためには、まず奨励会に入らなければいけない。入会の目安として小学校6年生でもアマ四、五段の実力が必要と書かれていました。目標として小学校卒業までに、その棋力が身につかなければ将棋は趣味として楽しもう——そう思ったことは今でも覚えています。
初めて買ってもらった本を読んで子ども心に1つの決意が芽生えて、それが自分の道になりました。これも何かの縁でしょうか。
■『NHK将棋講座』2017年10月号より
- 『NHK将棋講座 2017年10月号 [雑誌] (NHKテキスト)』
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