手羽元と手羽先 特徴とオススメ調理法

ビールにピッタリな「焼き鶏スペアリブ」は、じっくり焼いて皮をカリッカリにし、カレー粉をまぶしてスパイシーに仕上げます。つくり方はテキストに掲載しています。撮影:野口健志
鶏手羽は低価格で味わえる骨付き肉。手羽先と手羽元、それぞれの特徴と、それを生かせる調理法を高木ハツ江さんに教えてもらいました。手羽先は使いやすくカットされたものを活用するのがおすすめです。(料理監修:河野雅子)

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■手羽元は骨が太く、あっさり味

手羽は鶏の翼の部分の肉で、手羽元と手羽先に分かれます。付け根に近い部分が手羽元で、手羽先より骨が太くて脂肪が少なく、淡泊な味わいです。骨付き肉のおいしさを手軽に味わえ、煮物やフライドチキンなどに向いています。


■手羽先は切り方いろいろ

手羽の中で、手羽元を除いた先の部分が手羽先です。細い骨と厚い皮があり、肉は少なめですが、うまみがあります。先端の細い部分を切り落としたものは手羽中と呼ばれ、形がシンプルなので調理しやすく便利です。手羽中をさらに縦半分に切ったものは「鶏スペアリブ」「手羽中ハーフ」などと表示され、火が通りやすく、また食べやすいのが特徴です。

■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年9月号より

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