ポテサラ上手への道 3つの掟

撮影:邑口京一郎
それなりにつくれるけれど、いまいち味が決まらない、外で食べるほうがおいしい気がする……という声が意外に多いポテトサラダ。おいしくつくるには3つの掟がありました。

■掟1 粉ふきいもにしてホクッと仕上げる

ポテサラの主役はじゃがいも。表面が粉をふいたようになる「粉ふきいも」にします。柔らかくなるまでゆでたら、ゆで汁をきり、鍋に戻して再び加熱し、残った水分をとばしてホックリとさせます。また、切ってからゆでているので、粉ふきいもにしたあとに細かくつぶさなくてもOKです。

■掟2 しっかり下味をつける

粉ふきいもにしたら、まずはしっかり下味をつけるのが大事。これがじゃがいもの味を引き立て、ポテサラのベースの味を決めます。最初からマヨネーズを加えるといつまでたっても味が決まらないので、量が多めになって単調な味になりがち。マヨネーズは、下味をつけて具材も加え、最後に味を調えるときに入れます。

■掟3 具材の水けもしっかり絞る

具材はシンプルにきゅうりとたまねぎをプラス。ここで注意したいのは、塩をまぶしてしっかり水けを絞っておくことです。生のきゅうりやたまねぎは、9割ほどが水分。そのままポテサラに加えると、水分がじんわりと出てくるので、味がぼやけてしまいます。
※掟をしっかり守った「定番ポテトサラダ」のつくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年9月号より

NHKテキストVIEW

NHKきょうの料理ビギナーズ 2017年9月号 [雑誌] (NHKテキスト)
『NHKきょうの料理ビギナーズ 2017年9月号 [雑誌] (NHKテキスト)』
NHK出版
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> LawsonHMV

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム