ストレッチと筋トレで正しい姿勢を手に入れる

イラスト:Shu-Thang Grafix
姿勢が悪い。それだけで、あなたは損をしているかもしれません。いわゆる「猫背」の人は、自信がなさそうに見え、実年齢よりも老けた印象を与えます。また、首や肩、背中がこったり、呼吸が浅くなったりするなど、健康面を考えてみてもプラスの要素はありません。姿勢をピシッとすれば、いいことがいろいろあるはず。ストレッチと筋トレで、正しい姿勢を手に入れましょう。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一(なかの・じぇーむず・しゅういち)さんに、姿勢をよくするために知っておきたいことを教えてもらいました。

* * *


■姿勢をよくするためには?

「大胸筋」の柔軟性を向上させるため、ストレッチを行います。さらに「僧帽筋中部」と「菱形筋(りょうけいきん)」の筋トレを行い、肩甲骨を引き寄せる筋力を鍛えると、丸まっていた背中を元に戻し、美しい姿勢にすることができます。

■そもそも、どこが硬いの?

姿勢が悪く、猫背ぎみになってしまう人は、胸を覆う「大胸筋」が硬くなり、縮こまっている可能性があります。さらに、背中にある「僧帽筋中部」、左右の肩甲骨の間にある「菱形筋」の筋力が弱くなり、胸を張る力が弱くなっていると考えられます。
※テキストでは、大胸筋のストレッチや姿勢のための筋トレ方法を写真入りで詳しく紹介しています。
2017年9月19日(水) 午前11時30分 NHK Eテレで 柔軟講座 第7回「姿勢ピシッと!いつまでも美しく」を放送予定です。
※ニュースや地震の関連番組などにより放送を変更、休止する場合があります。
■『NHK趣味どきっ! 身体が硬い人のための柔軟講座』より

NHKテキストVIEW

体が硬い人のための柔軟講座 (趣味どきっ!)
『体が硬い人のための柔軟講座 (趣味どきっ!)』
NHK出版
1,437円(税込)
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HonyaClub.com
>> LawsonHMV

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム