セロリは香りと歯ごたえを生かして
- セロリといかのマリネ
爽やかな香りで料理を味わい深くしてくれるセロリ。料理家の飛田和緒(ひだ・かずを)さんが、セロリを使ったお気に入り料理を紹介します。
* * *
■色鮮やかな葉もおいしく使って
セロリは勝手に夏野菜と思っていましたが、本来は冬から春先までが旬だということです。
セロリは独特な香りがくせになる野菜。サラダやマリネなどにほんの少し入れただけで、ハーブや香辛料を入れたような爽やかな味わいになります。
わが家は家族全員セロリ好き。娘も小さいころからこのくせのあるセロリを嫌がることなく、むしろ好んで食べてくれたので、助かりました。お弁当にセロリのきんぴらを入れると、隣に座っているお友達に“くさーい”なんて言われてしまったり、先生からも“幼稚園児でセロリを食べているお子さんは初めてです”なんて連絡帳に書かれたりしたものですから、セロリは大人の味??? うちではたまねぎと同じ感覚で食べているので、そんな反応が新鮮でした。
生ではスティック野菜として食べたり、サラダやマリネ、ピクルスにしたり、ぬか漬けもおいしい。みじん切りにしてドレッシングの具材にも。加熱してきんぴらや野菜炒め、スープやおみそ汁の具にもします。天ぷらも意外にいけるんですよ。葉は余りがちですが、オムレツにしたり、じゃこと炒めてつくだ煮風にすると、むだにすることなくいただけます。
■セロリといかのマリネ
セロリといかの組み合わせは私の定番。このレシピのマリネはもちろん、炒めても合います。いかとセロリのかき揚げも好き。柔らかないかとシャキシャキしたセロリの歯触りがいいんです。レシピはいかをサッとボイルしましたが、生の刺身とあえても。セロリは薄切りでマリネにするとシャキシャキした歯ごたえは残りつつ、柔らかさも出ます。1〜2cm角にコロコロと切ってマリネにすると、歯ごたえが一層楽しめますから、セロリの切り方で変化を楽しみたいですね。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年5月号より
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■色鮮やかな葉もおいしく使って
セロリは勝手に夏野菜と思っていましたが、本来は冬から春先までが旬だということです。
セロリは独特な香りがくせになる野菜。サラダやマリネなどにほんの少し入れただけで、ハーブや香辛料を入れたような爽やかな味わいになります。
わが家は家族全員セロリ好き。娘も小さいころからこのくせのあるセロリを嫌がることなく、むしろ好んで食べてくれたので、助かりました。お弁当にセロリのきんぴらを入れると、隣に座っているお友達に“くさーい”なんて言われてしまったり、先生からも“幼稚園児でセロリを食べているお子さんは初めてです”なんて連絡帳に書かれたりしたものですから、セロリは大人の味??? うちではたまねぎと同じ感覚で食べているので、そんな反応が新鮮でした。
生ではスティック野菜として食べたり、サラダやマリネ、ピクルスにしたり、ぬか漬けもおいしい。みじん切りにしてドレッシングの具材にも。加熱してきんぴらや野菜炒め、スープやおみそ汁の具にもします。天ぷらも意外にいけるんですよ。葉は余りがちですが、オムレツにしたり、じゃこと炒めてつくだ煮風にすると、むだにすることなくいただけます。
■セロリといかのマリネ
セロリといかの組み合わせは私の定番。このレシピのマリネはもちろん、炒めても合います。いかとセロリのかき揚げも好き。柔らかないかとシャキシャキしたセロリの歯触りがいいんです。レシピはいかをサッとボイルしましたが、生の刺身とあえても。セロリは薄切りでマリネにするとシャキシャキした歯ごたえは残りつつ、柔らかさも出ます。1〜2cm角にコロコロと切ってマリネにすると、歯ごたえが一層楽しめますから、セロリの切り方で変化を楽しみたいですね。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2017年5月号より
- 『NHKきょうの料理ビギナーズ 2017年5月号 [雑誌] (NHKテキスト)』
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