「花つきが悪い」「相性がいい植物は?」──クリスマスローズの疑問
- 冬の初めに咲く原種の一つ、ヘレボルス・ニゲル。欧米では、このヘレボルス・ニゲルだけがクリスマスローズと呼ばれる。撮影:福田稔
クリスマスローズは基本的に丈夫で育てやすい植物です。もっと楽しむために気を配りたいことを、園芸研究家の横山直樹(よこおやま・なおき)さんに教えてもらいました。
* * *
■相談1:花つきが悪いのですが……
庭の場合
日陰でも育つとはいえ、日陰すぎるのも問題です。暑い夏はほかの植物の陰になり、生育期の秋から冬は、それらの葉が落ちて日が当たる場所がベストな場所。大きくなるので、複数の株を植えつける場合は、40cmは株間をあけるようにしましょう。
鉢の場合
根詰まり、もしくは肥料不足が原因かもしれません。5号鉢以下なら毎年、それ以上なら2〜3年に1回は植え替えましょう。生育期の10〜5月には、緩効性化成肥料(N‐P‐K=12‐12‐12など)を月1回施します。
■相談2:ほかの植物と合わせて植えたい、飾りたいときに、相性がいい植物は?
庭の場合
クリスマスローズと同じく冬に咲く、小球根系の花がおすすめです。ムスカリやスイセンなど、色をコーディネートして配置すると華やかさが出ます。
鉢の場合
落ち着いた色合いのパンジー、ビオラや、ヒューケラ、カレックスなどのカラーリーフがおすすめ。鉢をいくつか並べても、うるさくなく、シックな雰囲気にまとまります。
■『NHK趣味の園芸』2017年1月号より
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■相談1:花つきが悪いのですが……
庭の場合
日陰でも育つとはいえ、日陰すぎるのも問題です。暑い夏はほかの植物の陰になり、生育期の秋から冬は、それらの葉が落ちて日が当たる場所がベストな場所。大きくなるので、複数の株を植えつける場合は、40cmは株間をあけるようにしましょう。
鉢の場合
根詰まり、もしくは肥料不足が原因かもしれません。5号鉢以下なら毎年、それ以上なら2〜3年に1回は植え替えましょう。生育期の10〜5月には、緩効性化成肥料(N‐P‐K=12‐12‐12など)を月1回施します。
■相談2:ほかの植物と合わせて植えたい、飾りたいときに、相性がいい植物は?
庭の場合
クリスマスローズと同じく冬に咲く、小球根系の花がおすすめです。ムスカリやスイセンなど、色をコーディネートして配置すると華やかさが出ます。
鉢の場合
落ち着いた色合いのパンジー、ビオラや、ヒューケラ、カレックスなどのカラーリーフがおすすめ。鉢をいくつか並べても、うるさくなく、シックな雰囲気にまとまります。
■『NHK趣味の園芸』2017年1月号より
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