今、クリスマスローズを始めたい3つの理由

ダブル・イエロー・ピコティーは女性に人気のオールドローズの咲き方に似た印象的な多弁花。新しいクリスマスローズの咲き方を暗示する。撮影:加藤宣幸
冬の庭に可憐な花を咲かせるクリスマスローズ。予備知識なしでも育てられるといったら驚きますか? でも本当なんです! ビギナーさんに教えることを得意とする園芸研究家の本家幸大さんに、今、クリスマスローズ栽培を始めたい3つの理由を聞きました。

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■冬でも楽しめる花だから

クリスマスローズは冬から早春に咲く花です。
園芸店では開花鉢(花の咲いた状態の鉢植えのこと)が、今の時期に多く出回っています。暗くなりがちな冬の庭やベランダを、華やかにしてくれること請け合いです。

■意外に頑丈だから

冬の花なので夏場に枯らしてしまうのでは、という心配はあるかと思います。でも少しの気遣いだけで、また来年の開花も楽しめます。そう、クリスマスローズは、おしとやかな姿のわりに、意外に丈夫なのです。

■好きな花のタイプを選べるから

ブームになって10年以上がたちました。そのため扱う園芸店も多く、値段も手ごろな価格帯に落ち着いています。
また、クリスマスローズは鉢ごとに微妙に色や形が違い「世界に一つしかない花が咲く」ともいわれています。各園芸店も冬シーズンの目玉として、豊富なバリエーションをそろえています。
つまり、自分の好みに合った一鉢を探せる、買える、という魅力があるのです。
■『NHK趣味の園芸』2017年1月号より

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