寒い夜には温かい日本酒を……酒販店主直伝の熱燗レシピ
- 撮影:三浦英絵
アツアツのおでんや鍋には、あったか〜い日本酒がよく合います。そうです、日本酒は温めることによって味、香り、まろやかさが変わり、料理との相性もグンと広がるのです。今月は、日本酒愛あふれる酒販店4代目・武笠陽一(むかさ・よういち)さんに、簡単な燗酒の方法を伝授してもらいました。お湯を沸かすついでに、気軽に試してください。体も心も温まりますよ〜!
* * *
■Q どうして日本酒を温めると味わいが変わって飲みやすくなるのですか?
■A バランスがよくなるからです
まずはお風呂をイメージしてください。寒さでカチカチに固まった体が湯につかることで緊張が緩み、柔らかくなるでしょう。燗酒も同じです。甘みと酸味、アルコール感のバランスがよくなり、その結果、おいしくなるのです。それでは日本酒を温めてみましょう。簡単すぎて驚きますよ!
用意するもの 鍋とちろりと温度計
ちろりがなかったら、金属の計量カップやマグカップでも温められます。
1 ちろりにカップ1の日本酒を注ぐ。鍋にたっぷりの水を注ぎ、火にかける。完全に沸騰したら火を止め、ちろりを入れる。
2 温度計をちろりに入れ、日本酒を50℃まで温める。
温度計がない場合は、液面と香りに注目。プチプチと泡が浮かんでいい香りがしたら40℃。ちろりの底を触って熱く感じたら50℃(やけどに注意)。アルミ製でだいたい1分30秒です。
3 50℃になったら湯からちろりを取り出す。温度のムラがないように軽く混ぜる。
このままおちょこに注いで味わってください。ご自慢のとっくりがあれば、移しかえても。さらにまろやかになります〜。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2016年12月号より
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■Q どうして日本酒を温めると味わいが変わって飲みやすくなるのですか?
■A バランスがよくなるからです
まずはお風呂をイメージしてください。寒さでカチカチに固まった体が湯につかることで緊張が緩み、柔らかくなるでしょう。燗酒も同じです。甘みと酸味、アルコール感のバランスがよくなり、その結果、おいしくなるのです。それでは日本酒を温めてみましょう。簡単すぎて驚きますよ!
用意するもの 鍋とちろりと温度計
ちろりがなかったら、金属の計量カップやマグカップでも温められます。
1 ちろりにカップ1の日本酒を注ぐ。鍋にたっぷりの水を注ぎ、火にかける。完全に沸騰したら火を止め、ちろりを入れる。
2 温度計をちろりに入れ、日本酒を50℃まで温める。
温度計がない場合は、液面と香りに注目。プチプチと泡が浮かんでいい香りがしたら40℃。ちろりの底を触って熱く感じたら50℃(やけどに注意)。アルミ製でだいたい1分30秒です。
3 50℃になったら湯からちろりを取り出す。温度のムラがないように軽く混ぜる。
このままおちょこに注いで味わってください。ご自慢のとっくりがあれば、移しかえても。さらにまろやかになります〜。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2016年12月号より
- 『NHK きょうの料理ビギナーズ 2016年 12 月号 [雑誌]』
- NHK出版
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