とう立ちを防いでまんまるに! タマネギ栽培のポイント

撮影:福田 稔
タマネギ栽培のコツは、植えつけ時にあり。有機質肥料でじっくりと肥料を効かせ、「鉛筆の太さ」の苗を適期に植えましょう。恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんに、タマネギを栽培する際に覚えておきたい大切な2つのポイントを伺いました。

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■とう立ちを防ぐには、最初が肝心!

タマネギは寒さにとても敏感です。品種による差はありますが、根元の直径が10mm以上の株が10℃以下の低温に一定期間さらされると、とう立ちしやすくなります。
とう立ちすると球が太らず、芯が堅くなって食用に適さなくなるので、とう立ちさせない大きさで冬を越すことが大事。根元の直径が7〜8mmの苗を地域ごとの適期に植えつければ、寒さで成長が鈍る冬を直径10mm以下の大きさで過ごすことができます。
栽培期間が長いタマネギは、有機質肥料との相性が抜群。肥料効果が長く続いて、味のよい球になります。生育中はほとんど手がかからず、病気や害虫の被害も少なめ。植えつけのポイントを押さえれば、初心者でも作れます

■大玉に育てるタマネギ栽培のポイント

1 適期に鉛筆の太さの苗を植えつける
植えつけの適期にホームセンターや種苗店などで苗を購入します。根元の直径が7〜8mm、鉛筆の太さの苗がよい苗です。
2 有機質肥料でじっくり育てる
有機質肥料はゆっくり分解してじわじわと効くので、栽培期間が長いタマネギ向き。球の肥大をよくするリン酸分が多いバットグアノを使います。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2016年11月号より

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