水中ウォーキングの注意点とポイント

撮影:神ノ川智早
水中ウォーキングは、体力や筋力に合わせて調整すれば誰でもできる運動です。ただし、行うときには心に留めておきたい注意点があります。中央大学理工学部教授で水泳部監督の高橋雄介(たかはし・ゆうすけ)さん(※)に教えてもらいました。

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■プールでのマナー

・プールでは規則を必ず確認し、各施設のルールを守って行ってください。
・プールでは、スイミングキャップ着用が基本です。
・プールでは、メイクは落とし、アクセサリー類ははずしましょう。

■安全に行うために

・ 空腹状態では行わないようにしましょう。1時間前くらいまでに食事を済ませ、エネルギー補給をしておくとよいでしょう。
・水の中でも汗をかきます。こまめに水分を補給しましょう。
・発熱時や体調のすぐれないときは控えましょう。
・プールに入る前に必ずシャワーを浴び、水温に体を慣らしてください。
・終わったら、使った筋肉をしっかりストレッチしてください。

■脈拍を測ろう

ウォーキングを行ったときの疲労度は日によって違います。客観的に判断するために、脈拍を測る習慣をつけましょう。
【測り方】
首(けい動脈)、または手首の内側に、人さし指と中指の腹を軽く当てて脈を探す。プールの時計を見ながら10秒間の脈拍を数え、それを6倍すれば1分間の数値に。
【測るタイミング】
1 始める前に測る
2 25mプールなら、片道あるいは1往復したタイミングで脈拍をチェック
3 終わったら測る
【疲労度の目安】
ウォーキングのような軽めの運動でも、運動強度が上がれば脈拍が上がる。1分間150くらいを目安にし、それ以上に上がっていたら軽めのメニューにするか、休憩をはさむ。
※高橋雄介さんのお名前の「高」の字は、正しくは「はしごたか」です。
■『NHKまる得マガジン 水中ウォーキングで めざせ!“すっきりボディー”』より

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