観葉植物はどう選ぶべき? 覚えておきたい4つのポイント
- 比較的大きくなりにくく、育てやすい品種として白田さんがオススメするモンテスラ・デリシオサ・コンパクタ 撮影:田中雅也
観葉植物はその名のとおり、葉を眺めて楽しむ植物。室内でも育てられる比較的丈夫なものが多いので、園芸ビギナーにはおすすめです。東京・渋谷にボタニカルショップ「NEO GREEN」をかまえる白田仁(しらた・ひとし)さんに、観葉植物を買うときのポイントや、育てるコツを教えてもらいました。
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■買うときのポイント
◎好みの大きさ、形のものを探そう
大きく育つ植物でも、鉢のサイズや仕立て方によって樹高(または草丈)や葉の大きさ、茎の太さなどが変わってきます。欲しい大きさの植物を探すのではなく、好きな植物で、好みの大きさに仕立てられているものを選ぶとよいでしょう。
◎置き場と大きさを決めておこう
園芸店で見たときは小さいと思ったのに、家に置いてみたら大きかった、というのはよくあることです。置きたい場所、サイズを決めておきましょう。
◎葉、茎などの状態をチェック
枯れた葉がないか、葉色がきれいで元気があるか、葉や枝などに害虫がついていないか、株の状態もチェックしましょう。
◎植物の名前はメモしておこう
同じ種でも、品種は細かく分かれています。正確な品種名をメモしておくと、育て方などを調べるときの参考になります。
■気根は切ってもOK
気根(きこん)とは、茎の上部から出て空気中に伸びる根で、ほかのものに付着して体を支えるとともに、養分や水分を吸収します。気根がたくさん出ると葉が大きくなる傾向があります。気根は形も愛らしく、眺めるには面白いのですが、株をあまり大きくしたくない場合は切ってもかまいません。気根は、ゴムノキの仲間にも多く見られます。
■枝や葉を水ざしで飾るのも楽しい
伸びすぎた枝や葉を剪定したら、ガラスの器などに入れて水ざしにしましょう。切り花感覚で眺めるだけなら、光が足りなくて鉢を置くのには向かない玄関や洗面所、北向きのキッチンでもグリーンが楽しめます。光がよく当たれば発根するものもあるので、土に植えてふやしてもいいでしょう。
■『NHK趣味の園芸ビギナーズ』2015年10〜12月より
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■買うときのポイント
◎好みの大きさ、形のものを探そう
大きく育つ植物でも、鉢のサイズや仕立て方によって樹高(または草丈)や葉の大きさ、茎の太さなどが変わってきます。欲しい大きさの植物を探すのではなく、好きな植物で、好みの大きさに仕立てられているものを選ぶとよいでしょう。
◎置き場と大きさを決めておこう
園芸店で見たときは小さいと思ったのに、家に置いてみたら大きかった、というのはよくあることです。置きたい場所、サイズを決めておきましょう。
◎葉、茎などの状態をチェック
枯れた葉がないか、葉色がきれいで元気があるか、葉や枝などに害虫がついていないか、株の状態もチェックしましょう。
◎植物の名前はメモしておこう
同じ種でも、品種は細かく分かれています。正確な品種名をメモしておくと、育て方などを調べるときの参考になります。
■気根は切ってもOK
気根(きこん)とは、茎の上部から出て空気中に伸びる根で、ほかのものに付着して体を支えるとともに、養分や水分を吸収します。気根がたくさん出ると葉が大きくなる傾向があります。気根は形も愛らしく、眺めるには面白いのですが、株をあまり大きくしたくない場合は切ってもかまいません。気根は、ゴムノキの仲間にも多く見られます。
■枝や葉を水ざしで飾るのも楽しい
伸びすぎた枝や葉を剪定したら、ガラスの器などに入れて水ざしにしましょう。切り花感覚で眺めるだけなら、光が足りなくて鉢を置くのには向かない玄関や洗面所、北向きのキッチンでもグリーンが楽しめます。光がよく当たれば発根するものもあるので、土に植えてふやしてもいいでしょう。
■『NHK趣味の園芸ビギナーズ』2015年10〜12月より
- 『趣味の園芸ビギナーズ 2015年 10 月号 [雑誌]』
- NHK出版 / 669円(税込)
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