なかなか眠れない、寝たのに疲れが取れない……そんなときはこのポーズを

「布団に入ってもなかなか眠れない」「眠りが浅くて疲れが残る」など、睡眠の悩みを抱える人が多いといわれています。質の高い睡眠を得るには、緊張や心配ごとを抱えたまま寝ないことが大事。でも、忙しい毎日を送っていると、いろいろなことが頭に浮かび、頭がさえてしまいます。そんなときおすすめなのが、夜寝る前のヨガ。布団の上で行えるポーズです。気持ちいいという感覚を味わいながら深い呼吸をし、吐く息と一緒に悩みや不安を全部出すようなイメージで行いましょう。緊張を少しずつ手放すことができますよ。教えてくれるのは、ヨガ・インストラクターのサントーシマ香（さんとーしま・かおり）さんです。

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■「手足をブラブラ振るポーズ」

あおむけに寝て手足をブラブラ振る簡単な動きですが、大声で歌ったり、笑ったりするのと同じように、明るい気持ちになれます。手足を振るたびに今日一日のストレスや悩みごとが体から抜けていくようなイメージで行ってください。
1　あおむけになる
あおむけになって力を抜き、リラックスする。

2　両手両足を上げ、大きくブラブラ振る
両手両足を上げ、大きく深呼吸をしながらブラブラ振る。振りながら息を「吸う」→「吐く」を5回繰り返すが、吐くときは、口から「ハーッ」と声を出して吐き、徐々に吐く息を長くしていく。その日にあった嫌なことを全部振り落とすようなイメージで。

■『NHKまる得マガジン ゆったりヨガで心もからだもリラックス！』より（医学監修：高尾美穂）