愛用パターの「芯」はどこ？　見つけ方と打ち方

パッティングに正解というものはないとされていますが、基本は「芯で打つ」ことだと芹澤信雄（せりざわ・のぶお）プロはアドバイスします。愛用パターの芯の見つけ方を教えてもらいました。

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■左右の振りを同スピードにしてストロークする

「パットにスタイルもメソッドもない」というゴルフ格言があるほどで、パットはどんな構えでもどんな打ち方でも構いません。極論するなら「入ればすべて良し」なのです。
しかし、基本は存在します。それは「芯で打つ」ことであり、そのためにはまず愛用パターの芯はどこかを知ることです。
パターフェースを真上に向け、フェース面上にボールをポンポンと当ててみてください。ヘッドがボールの衝撃に負けない、当たっても動かない場所、しかも打球音、打球感の良いポイントが必ずあるはず。そこが愛用パターの芯です。その芯でボールを打つことで方向性も距離感も合います。
打ち方としては、手首を使わずに打つノーコックのアプローチショットと同じ。ヘッドの振り上げ、振り出しも同じスピードにし、全体のストローク幅の中でインパクトを迎えるようにする。それが芯で打つ秘訣です。
■『NHK趣味どきっ! チーム芹澤に学ぶゴルフ ―90切りへの近道』より