「ビュンビュン素振り」でスイング軸を作る!

前傾角度を変えたり、下半身が不安定だったりするとクラブは8の字を描いてしまう。下半身を踏ん張り、腹筋に力を入れ、体幹でスイングすること 撮影:渡部義一/前田俊二
芹澤信雄(せりざわ・のぶお)プロが推奨するレベルスイング。では、実際にどのようにして体に覚え込ませるのでしょうか。レベルスイングをマスターしてこその90切り。まずは、スイング軸を作るためのドリル「ビュンビュン素振り」から始めましょう。

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両腰を水平にターンさせてクラブを振る「レベルスイング」をマスターするには、スイング軸が絶対不可欠。その軸を作るためのドリルとして最適なのが「ビュンビュン素振り」です。
肩幅の広さにスタンスを取り、下半身をしっかり安定させ、両肩の高さの振り幅でクラブを素早く振るのですが、最初はゆっくりでOK。アドレス時のシャフトの角度を基準にしたスイングプレーン(スイング面)をイメージし、それに沿って左右対称にクラブを振ります(=オンプレーンのスイングをします)。
慣れてきたら、ビュンビュンという風切り音がするようにスイングスピードを速めてみましょう。素早く振るためには下半身を不動にし、腹筋に力を入れ、アドレス時の上体の前傾角度を保たなければなりません。
この「ビュンビュン素振り」をすることで、バックスイング、フォロースルーで腕を伸ばしてのローテーションやリストターンなど、レベルスイングに必要なスイングパーツを自然にマスターできるのです。1日20回×3セットを繰り返すことで、生きたボールを打てるようになります。
■『NHK趣味どきっ! チーム芹澤に学ぶゴルフ ―90切りへの近道』より

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