パパッとひとふりで料理の幅が広がる! カレー粉の実力

植松さん提案の「とうもろこしのカレーマヨ炒め」。レシピはテキストに掲載しています。撮影:渡辺七奈
たくさんの香辛料がバランスよく配合された魔法のミックススパイス、カレー粉。カレーだけでなく、さまざまな料理のアクセントとして使えるのも魅力です。
カレー粉は、ほんのちょっぴり加えるだけで、料理の表情がガラッと変わるのが楽しいところ。「例えば、さばの水煮缶なども、汁けをきってしょうがと炒め合わせ、仕上げにしょうゆとカレー粉をひとふりするだけで、食欲の湧くスパイシーなおかずになりますよ」と料理研究家の植松良枝(うえまつ・よしえ)さん。
また、カレー粉と塩を適量混ぜ合わせた『カレー塩』は、から揚げや春巻、天ぷら、フライといった揚げ物との相性も抜群! トマトケチャップやマヨネーズに混ぜたり、旬の野菜たっぷりの豚汁に、七味とうがらしのかわりにカレー粉をふるのもおすすめ
です。
ちなみにカレー粉は熱と光、湿気に弱いので、しっかりふたをして冷暗所で保存するのが基本。冷凍庫保存は取り出したときに結露でしけてしまうので避けましょう。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年8月号より

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