芹澤信雄プロが藤田寛之プロのスイングのクセを修正する
- 左/インパクトで伸び上がってしまうのは× 右/さらに沈み込んでくる分には問題ない 撮影:渡部義一/前田俊二
「チーム芹澤」の一員、藤田寛之(ふじた・ひろゆき)プロが、絶大な信頼を寄せる芹澤信雄(せりざわ・のぶお)プロに、スイングについての悩みを相談しました。芹澤プロのアドバイスとは?
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2012年に賞金王になった藤田君ですが、そんな彼でさえ1年間ツアーを戦っていると知らず知らずのうちに、スイングに変化が出てきてしまいます。
あるとき、彼から相談されたことは「アイアンでシャンク(シャフトの付け根にボールがあたり、右に飛び出す球)が出る」とのことでした。スイングを見てみると、やはり飛ばしたいという気持ちが彼のスイングを微妙に変化させていました。バックスイングで沈み込んで、インパクトで起き上がってしまっていたのです。これではクラブが寝た状態でインパクトを迎えるため、右にすっぽ抜けるかシャンクしか出ません。テークバックの位置からダウンスイングで起き上がる動きは、明らかに飛ばしたい気持ちの表れです。
体をレベルに回転させるか、高いトップスイングの位置からダウンスイングで沈み込むくらいの動きであってほしいですね。そうすると、クラブは立った状態でインパクトを迎えられるので、しっかりボールをつかまえたアイアンショットに変わってきます。
■『NHK趣味どきっ! チーム芹澤に学ぶゴルフ ―90切りへの近道』より
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2012年に賞金王になった藤田君ですが、そんな彼でさえ1年間ツアーを戦っていると知らず知らずのうちに、スイングに変化が出てきてしまいます。
あるとき、彼から相談されたことは「アイアンでシャンク(シャフトの付け根にボールがあたり、右に飛び出す球)が出る」とのことでした。スイングを見てみると、やはり飛ばしたいという気持ちが彼のスイングを微妙に変化させていました。バックスイングで沈み込んで、インパクトで起き上がってしまっていたのです。これではクラブが寝た状態でインパクトを迎えるため、右にすっぽ抜けるかシャンクしか出ません。テークバックの位置からダウンスイングで起き上がる動きは、明らかに飛ばしたい気持ちの表れです。
体をレベルに回転させるか、高いトップスイングの位置からダウンスイングで沈み込むくらいの動きであってほしいですね。そうすると、クラブは立った状態でインパクトを迎えられるので、しっかりボールをつかまえたアイアンショットに変わってきます。
■『NHK趣味どきっ! チーム芹澤に学ぶゴルフ ―90切りへの近道』より
- 『チーム芹澤に学ぶゴルフ―90切りへの近道 (趣味どきっ!)』
- NHK出版 / 1,080円(税込)
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