林 漢傑七段が出題する詰碁を解いてみよう

テキスト『NHK 囲碁講座』2015年4月号からスタートした「林 漢傑の詰碁ワールド」では、林 漢傑(りん・かんけつ)七段が初級、中級、上級それぞれのレベルに合わせた詰碁を出題しています。
「『詰碁』と聞いただけで眉をひそめる方がいらっしゃるようですが、毛嫌いせず気楽にお付き合いください。詰碁を解くひとつの目安として、5分間考えても解けないようでしたら、答えを見てください。ストレスがたまらない程度に考えるのがよいでしょう」と林七段。
ここでは初級の問題と解答をお送りします。

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■初級編

問題 <黒先>

【正解】(黒先白死)
じっと黒1に出るのが好手です。白2のオサエに黒3と差し込むと、白はaと打てず無条件の死にです。白2で3のツギなら、黒2とハッて眼を潰します。
【失敗】黒1のアテからいくのは白2にオサえられ、黒3のコウになって失敗です。また、黒1でaも白2でコウになり失敗です。

■『NHK囲碁講座』2015年6月号より

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