スマホのタッチ操作になかなか慣れない……コツはあるの?

右/Androidの一部の機種では「手書き入力」を利用できる。 左/テンキーをはじく方向で入力する文字が確定する「フリック入力」。
撮影:高原マサキ
いままでのケータイには、固定電話と同じようにダイヤルキーがあり、それを押して電話をかけたりメールを作成したりできましたが、スマートフォン(スマホ)にはダイヤルキーはありません。画面に表示された項目をタッチすることで直感的に操作できるスマホですが、このタッチ操作になかなか慣れないという声も。情報ネットワーク、情報セキュリティを専門とする中央大学総合政策学部准教授の岡嶋裕史(おかじま・ゆうし)さんにコツを教えてもらいました。

* * *


■画面をなぞる操作に挑戦してみましょう

ほとんどのスマホは、画面に触れるだけで反応する「静電式」のタッチパネルを搭載しています。いままでのケータイとは操作感が異なるので、まずは軽くタッチする感覚に慣れることからはじめましょう。
スマホを使っていく上で、最も細かいタッチ操作が必要になるのは文字を入力するときです。タップでの入力でミスをしやすい人は、画面上で指をはじくように入力する「フリック入力」を試してみましょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば、タップでの入力よりも素早く入力できるようになるはずです。機種によっては、画面上に文字を手書きして入力することもできます。
なお、ごく一部の機種は、画面を押して操作する「感圧式」のタッチパネルを採用しています。この場合は、いままでのケータイに近い感覚で操作できます。
■『NHK趣味どきっ! ゼロからスタート もう怖くない! スマホ』より

NHKテキストVIEW

ゼロからスタート もうこわくない! スマホ (趣味どきっ! )
『ゼロからスタート もうこわくない! スマホ (趣味どきっ! )』
NHK出版 / 1,188円(税込)
>> Amazon.co.jp   >> HonyaClub.com  >> エルパカBOOKS

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム