タブレットはWi-Fi専用とモバイル通信対応、どちらを選ぶ?

撮影:藤田浩司
タブレットは「魔法の薄い板」。キーボードやマウスなどを使わなくても指で簡単に操作でき、さまざまな役割を果たしてくれるのです。タブレットにはWi-Fi専用モデルとモバイル通信対応モデルがあります。ソーシャルメディアプロデューサーの熊坂仁美(くまさか・ひとみ)さんが、この2つの違いを教えてもらいました。これから購入する方は参考にしてください。

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タブレットには、インターネットへの接続方法が無線LANに限られる「Wi-Fi専用モデル」と、スマホと同じように携帯電話向けの通信回線も利用できる「モバイル通信対応モデル」があります。また、ひとつの機種で、これらのいずれかを選べる場合と、どちらか片方しか選べない場合があります。
同一機種での両モデルは、インターネットへの接続方法を除けば、ほとんど違いはありません。もし、自宅だけで使うのであれば、Wi-Fi専用モデルで十分でしょう。外出時にも利用したいのであれば、モバイル通信対応モデルのほうが便利です。ただし、Wi-Fi専用モデルでも外出時にインターネットに接続する方法はあります。スマホを持っているのであれば、スマホにある「テザリング」や「インターネット共有」という機能を利用して、スマホを経由してインターネットに接続できます。また、公衆無線LANというサービスを利用することもできます。また、毎月の利用料がかかりますが、「モバイルWi-Fiルーター」という持ち運べる小型の無線LANルーターを利用して接続することもできます。
モバイル対応通信モデルは、ほぼどこでも使えて便利ですが、スマホと同じように毎月の利用料がかかります。スマホと同じ通信事業者のタブレットを購入すると、割引料金で利用できることもあります。購入を決める前に、毎月かかる料金を、販売店などで確認しておきましょう。
■『NHK趣味Do楽 使える! タブレット アプリとことん活用術』より

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