失敗しないためのコケ玉の管理

左/ヤブコウジ、オオバジャノヒゲ‘黒竜’、斑入りユキノシタのコケ玉 右/小品盆栽のサツキ根上がりのコケ玉 撮影:松村隆文
コケ玉とは、植物の根鉢をコケで覆って球状にしたもの。まんまる青々としたキュートさが人気で、和風にも洋風にも楽しめます。枯らさずに楽しむための管理のポイントを、園芸研究家の富山昌克(とみやま・まさかつ)さんにうかがいました。

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コケ玉は戸外に置くのが基本です。室内は南側の明るい窓辺でも光量不足で、1週間のうち連続3日が限度です。4日目以降は戸外で光に当て、通風を図りましょう。
戸外の理想的な置き場は、直射日光が当たらない北向きの明るい日陰(約1万ルクス)です。ハイゴケなどは、朝、日光が1時間程度当たる場所に生息することが多いので、朝の直射日光に当てるようにするとよいでしょう。
■『NHK趣味の園芸』2015年2月号より

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