厳寒期の洋ランはどう手入れする?
- 撮影:JBP
1月中旬以降は本格的な寒さとなりますが、多くの洋ランは開花期を迎えます。この時期の手入れについて、洋ラン研究家の江尻光二(えじり・こうじ)さんにうかがいました。
* * *
多くの洋ランは、年明けから春までの間が開花期となります。厳しい寒さが続くなか花芽を伸ばしてくる姿に、ランの生命力をよりいっそう感じることでしょう。
置き場 基本的に室内の窓辺に置いて管理します。開花の近づいた蕾は、満開になるまで外(太陽)に向けておくようにしましょう。純白以外は、しっかりと日光に当たらないと本来の花色が発色しません。花色がぼやけていたり、薄い場合には、日照不足か、置き場の温度が高すぎる可能性があります。花弁の色は、光量と温度によってかなり変化することを覚えておきましょう。
水やり 晴れた日の午前中に、鉢底から流れ出すくらいたっぷり与えます。花や花芽のない株には、植え込み材料の表面が乾いてから2〜3日後に、花や花芽のある株には、乾いた次の晴れの日に与えるようにします。花芽伸長時や開花時には、休眠期にもかかわらず驚くほど吸水するので、植え込み材料が完全に乾いたままにならないように注意しましょう。
肥料 施しません。
■ 『NHK趣味の園芸』2015年1月号より
* * *
多くの洋ランは、年明けから春までの間が開花期となります。厳しい寒さが続くなか花芽を伸ばしてくる姿に、ランの生命力をよりいっそう感じることでしょう。
置き場 基本的に室内の窓辺に置いて管理します。開花の近づいた蕾は、満開になるまで外(太陽)に向けておくようにしましょう。純白以外は、しっかりと日光に当たらないと本来の花色が発色しません。花色がぼやけていたり、薄い場合には、日照不足か、置き場の温度が高すぎる可能性があります。花弁の色は、光量と温度によってかなり変化することを覚えておきましょう。
水やり 晴れた日の午前中に、鉢底から流れ出すくらいたっぷり与えます。花や花芽のない株には、植え込み材料の表面が乾いてから2〜3日後に、花や花芽のある株には、乾いた次の晴れの日に与えるようにします。花芽伸長時や開花時には、休眠期にもかかわらず驚くほど吸水するので、植え込み材料が完全に乾いたままにならないように注意しましょう。
肥料 施しません。
■ 『NHK趣味の園芸』2015年1月号より
- 『NHK 趣味の園芸 2015年 01月号 [雑誌]』
- NHK出版 / 545円(税込)
- >> Amazon.co.jp