話題のスポットで選びたい、オススメのお土産とは?

語れる ニッポンの旅みやげ (トラベルムック ジパング倶楽部)
『語れる ニッポンの旅みやげ (トラベルムック ジパング倶楽部)』
交通新聞社
1,296円(税込)
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 3月26日、北海道新幹線(新青森〜新函館北斗間)が開業。これにより東京駅から新函館北斗駅まで最速4時間2分、新函館北斗駅からは"はこだてライナー"にて最速15分で函館駅に到着することができるようになりました。

 1859年に貿易港として開港し、異国文化の影響を受けながら発展してきた函館。函館どつくや倉庫群などの歴史的港湾施設、函館ハリストス正教会や旧函館区公会堂などの洋風建築、そして特別史跡五稜郭跡といった多くの見どころがある函館ですが、名物のイカをはじめとする食べものやお土産もまた魅力的。

 北海道新幹線開業にちなんだ新製品----ハサミなしで作ることができる北海道新幹線はやぶさの車両クラフトがセットになったクッキー(クラフトとスノーグローブ/ペイストリースナッフルス)や、道内最古の老舗コーヒー店の新幹線ブレンド(北海道新幹線ドリップ珈琲/珈琲焙煎工房 函館美鈴)なども続々と登場し、函館駅に並びます。

 新幹線の開業によって本州との距離が縮まり、行きやすくなった北海道。函館を訪れた際には、北海道新幹線にちなんだお土産もチェックしてみてはいかがでしょうか。

 一方、開業1周年を迎えたのは北陸新幹線。北陸新幹線開業により、東京から2時間半で前田家のお膝元、加賀百万石の城下町である金沢に行くことができるようになりました。

 金沢城公園や兼六園といった藩政期の面影を残すスポットも多い金沢。格子戸の町家を生かしたカフェやショップが建ち並ぶ、ひがし茶屋街などの風情ある街並みと同時に、個性的な体感型の現代アートを満喫することができる金沢21世紀美術館などの最新の施設も充実。伝統とモダンの融合を楽しむことができます。

 さらに、江戸時代からの風習や文化を色濃く感じる和菓子や工芸品にも、伝統とモダンの融合が見受けられます。美しい伝統柄やモダン柄の、金沢で古くから作られてきた裁縫に使う指ぬき(加賀ゆびぬき/加賀てまり毬屋)や、水引細工の専門店が作るオシャレな香り袋(にほい玉/千と世水引)。カカオ味やピーナッツバター味といった洋菓子を思わせる新しい味わいの羊羹(たろうのようかん/茶菓工房たろう)、1925年創業の和菓子店が作る、レモンや黒糖味のパステルカラーのゼリーが入った洋風テイストの最中(紙ふうせん/菓匠 髙木屋)。どれもお土産に渡せば喜ばれそうな品々です。

 本書『語れる ニッポンの旅みやげ』では、日本全国から選び抜かれた354品に渡る旅のお土産の数々を紹介。話題の新幹線に乗って旅行する際にはもちろん、訪れた土地でのお土産に迷ったときには、是非参考にされてみてはいかがでしょうか。

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