かつてはオリンピック競技......釣りだってれっきとしたスポーツなんです!

Basser (バサー) 2014年 11月号 [雑誌]
『Basser (バサー) 2014年 11月号 [雑誌]』
つり人社
780円(税込)
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 コンピューターゲーム、ビリヤード、囲碁......これらの共通項が何であるか、わかるでしょうか? それは、全て「スポーツ」として競技が行われている点。コンピューターゲームは「eスポーツ」という名称でアジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(アジアオリンピック評議会が主催するスポーツ大会)の正式競技となっており、ビリヤードも同様にワールドゲームズ(IOCが後援する国際的スポーツ大会)の正式競技に。囲碁は、2010年のアジア大会で競技が実施されました。

 これらはオリンピック競技となることも目指しており、多くの人が楽しむ趣味は、実はスポーツとしても成立するのが理解できるのではないでしょうか。

 一方、かつてオリンピックで競技が実施され、現在も多くの人が嗜む「スポーツ」なのが、釣り。1900年に開催されたパリ・オリンピックでは、2日間で釣り上げた魚の総重量を競う形で釣り競技が行われました。また最近では、2000年のシドニー・オリンピックで、最終的に実施は見送られたものの「キャスティング(投げ釣り)」競技を行うことが検討されたそうです。

 もちろん、オリンピック競技にならなくても、釣りはスポーツとして高い人気を誇っています。たとえばバス釣りの本場、アメリカでは「バス・マスター・クラシック」「FLW」といったツアー形式の大会が開催。スポンサーにトヨタ、ウォルマートといった有名企業がつき、1大会の優勝賞金は日本円にして数千万円にも上るそうです。

 日本でも同様に、バス釣りの大会は行われています。雑誌『Basser』が開催する「Basser Allstar Classic」は、日本国内では最大規模、世界的に見ても3番目の規模を誇るビッグイベント。同誌11月号では、出場選手を紹介するコーナーが設けられているほか、同誌オフィシャルサイトにも10月25〜26日に開催される第28回大会のスケジュールが掲載されています。関連リンクにそのURLを記載しますが、昨年の大会の模様から、バス釣りのスポーツ性を垣間見ることができるのではないでしょうか。

 また、釣り具を販売するサイト『TSUTTA』とコラボした、「Basser Allstar Classic 2014オフィシャルアイテム」も販売。大会ロゴをあしらった魅力的な商品がラインナップされているだけでなく、「オールスターウイナー予想券」がセットとなっており、大会結果の順位を当てると優勝選手が大会で使用した釣り具のプレゼント(何になるかは選手と相談の上、決まるそう)もあるとのこと。

 Basser Allstar Classic開催場所は、利根川下流域に位置する「水の郷さわら」。予想した選手を応援する、なんて楽しみ方もできそうです。

【関連リンク】
Basser Allstar Classic 2014オフィシャルアイテム
https://tsutta.com/contents/bac2014.php

Basser Allstar Classic
http://tsuribito.co.jp/category/basser/

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