上目遣い、アヒル口をやめれば恋がはじまる?

元銀座No.1ホステス&現役心理カウンセラーが教える 彼の心を動かす「話し方」
『元銀座No.1ホステス&現役心理カウンセラーが教える 彼の心を動かす「話し方」』
水希
廣済堂出版
1,404円(税込)
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 今年5月に内閣府が発表した「結婚・家族形成に関する調査」で、20代と30代の未婚男女の6割が「恋人なし」であることがわかり、話題となりました。

 このように、なかなか恋愛できずにいる人たちに対し、元銀座No.1ホステスの水希さんは、「まだ始まってもいないうちから恋が終わっているケースばかり」と指摘しています。

 彼女は大学院で社会学を専攻し、電通、東京新聞などで働いた経験をもつ才媛。現在は心理カウンセラーとして活躍していますが、著書『彼の心を動かす「話し方」』のなかで、「つまらない女から卒業できる会話術」をいくつも披露しています。

 著者自身、もともとは内気で人見知りなんだとか。しかし、ホステス時代にライバルに勝つためにどうすればいいかと考え手に入れたテクニックは、本当に実践的です。たとえば、初対面や会話の始まりで彼の心をつかむ技術。

 初対面での自己紹介では、あなたはこんな感じでしょうか?
「すみません。名刺交換よろしいですか? 水希と申します。よろしくお願いします」

 これを「心をつかむ魔法のフレーズ」に変えるには、こうします。
「はじめまして。水希といいます。お名刺交換まだでしたね。よろしいですか?」

 たったこれだけの違いですが、相手に安心感をもってもらうために、「まず自分が何者であるか名乗ること」が大事だと水希さんは言います。

 ほかにも、「自分のことを話してから質問をする」というのも、納得してしまいます。 
「私はこういうセミナーはじめてなので、ちょっと勝手がわからなくて緊張しています。〇〇さんは、よくいらっしゃるんですか?」

 水希さんは著書の中で、女性に向けてこうアドバイスします。
「彼に愛されるために今まで身につけた、あらゆる知識・技術は捨ててください」。

 ここでいう"技術"とは、上目遣い、アヒル口、髪をかき上げるしぐさ、ピンク色の服、胸を強調する、合コンで食べ物を取り分ける、彼の話をうなずいて聞くなど、一般的に男ウケすると言われている行為の数々。

 多くの人が思う、モテる女の記号は捨てるべし。それよりも相手と会話し、まずは「印象に残る人」になることが重要のようです。

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