葉っぱだけでもごちそうに！　おいしいサラダはドレスする

野菜サラダは、野菜を切って、ドレッシングをかけるだけ、と思っていませんか？　ぜひ一度この方法を試してみてください。サラダの味わい、激変します！　教えてくださるのは、料理研究家の上田淳子（うえだ・じゅんこ）さんです。

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■野菜は葉っぱだけがいい。

シャキッとしたレタス、柔らかいサラダ菜、葉がちりちりっとカールしたグリーンカールなど、違う種類の葉を組み合わせると、食感に変化がついておいしいですよ。

■水に浸してシャキッとさせ、冷蔵庫で冷やしましょう。

15分間以上水に浸すと、見た目で違いがわかるほどパリッとします。それを、ざるに上げてしっかり水けをきり、薄い布巾の上に広げて、端からふんわりと巻く。ペーパータオルでもいいのですが、長く使って巻くのがポイントです。全部の葉がしっかり包めて、水けがしっかり取れます。これを冷蔵庫で冷やすとさらにパリッと。ポリ袋に入れれば、3日間はパリパリですよ。

■野菜にドレスするから、ドレッシング

ドレッシングは、レタス3〜4枚、グリーンカール4〜5枚（約300g）に対して大さじ2くらい。少量でいいんです。両手でスプーンやサーバーを持って、葉っぱをふわっと持ち上げ、回転させるようにしてなじませます。これが、野菜に「ドレスを着せる」作業。底からひっくり返して、を数回繰り返せば、葉っぱの一つ一つにドレッシングをなじませることができます。しんなりするまでは混ぜないようにね。葉っぱがごちそうになりますよ。
※テキストでは葉っぱのちぎり方のコツを紹介しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2021年7月号より