プロが教えるマンゴーの選び方

飾り切りしたマンゴー 撮影:三浦英絵
旬のフルーツは、味わいはより甘く、みずみずしく、種類もどんどん増えています。今こそおうちでフルーツ生活! フルーツクチュリエ(フルーツを熟知した人)の森山登美男(もりやま・とみお)さんが、知って得するプロのコツを毎月お届けします。第3回は、濃厚な甘みのあるトロピカルフルーツのマンゴーです。

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■今をときめくマンゴー

昔マンゴーは、トロピカルフルーツというくくりでの輸入が主でしたが、2007年頃から当時の宮崎県知事の宣伝が功を奏し、甘くてなめらかな国産マンゴーに注目が集まりました。最近はメキシコ産やタイ産マンゴーの品質が上がり、バランスのいい味わいに。さらにパフェブームで食べる機会が増え、マンゴーの人気は、桃、いちご、ぶどうなどと肩を並べています。

■弾力が出たら食べ頃

マンゴーは、張りとつやがあって色のきれいなものを選びましょう。保存は常温で。表面を軽く押して弾力を感じたら、熟したサインです。そのまま食べてもおいしいですが、食べる3時間前に冷蔵庫で冷やしても。

■マンゴーは三枚おろしで切る

マンゴーの中央には厚さ約1㎝の平たい種があるので、魚の三枚おろしのように種に沿って上下の果肉を切ります。種に残った果肉はかぶりついて。
※テキストではマンゴーの下準備、飾り切りの方法を紹介しています。
■『NHKきょうの料理』連載「フルーツがおいしくなる プロのコツ、教えます!」2021年6月号より

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