3分で全身を動かせる「ラジオ体操」を毎日の体メンテンナンスに!

イラスト:サンダースタジオ
明るく弾むようなピアノの伴奏から始まる、「ラジオ体操」。「いつでも、どこでも、だれでも」手軽にできる体操として、1928年(昭和3年)に現在のラジオ体操の前身である国民保健体操が制定され、ラジオ放送が始まりました。以来、子どもから高齢者まで多くの人に親しまれています。全国ラジオ体操連盟名誉会長の青山敏彦(あおやま・としひこ)さんと、全国ラジオ体操連盟指導委員の藤元直美(ふじもと・なおみ)さんは、ラジオ体操を毎日の体のメンテナンスとして取り入れることをおすすめしています。その理由とは?

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私たちの体は、毎日同じような生活を繰り返すうちに、無駄のない動きをするようになります。それは効率よく思えるかもしれませんが、じつは健康にとってはマイナス要素。よく使う筋肉だけが発達し、使わない筋肉は怠けてしまうため、バランスの悪い体になってしまいます。また、生活が便利になった反面、立っているよりも座っている時間が長くなり、体を動かす機会そのものが少なくなっている人が多いようです。
そんなときに役立つのが、誰でも知っている「ラジオ体操」です。ラジオ体操は、全身の筋肉をまんべんなく動かせるように構成されています。そのため、日常生活であまり使っていない筋肉も、無理なく刺激することができます。また、有酸素運動としての側面もあり、運動不足の解消にも役立ちます。
およそ3分で楽しく全身を動かせるラジオ体操は、とても手軽にできる健康法。ぜひ「体のメンテナンス」に取り入れましょう!
■『NHKまる得マガジン 誰にでも最大限の効果を!正しいラジオ体操』より

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