柔軟性を取り戻して疲れにくい体に!
- イラスト:Shu-Thang Grafix
■疲れやすい人は、「体を硬くする」生活習慣が影響しています
「最近、どうも疲れやすい」と感じる人の多くが、肩や腰がパンパンに張ったり、太ももやふくらはぎがガチガチに硬くなったりしているのではないでしょうか。疲れと柔軟性には関わりがあり、疲れがたまりやすい生活をしていると体は硬くなり、体が硬くなるとさらに疲れやすくなるという悪循環を生み出します。こうなってしまう原因として考えられるのが、日頃の生活習慣。ふだん、どんな姿勢で、どのように過ごしているかが、体の硬さに影響しているのです。
あなたの体の硬さは、こんな生活が影響しています。当てはまるものはありませんか?
一日中、スマホを見ている
→首、肩甲骨、背中が硬くなっていませんか?
座りっぱなしの時間が長い
→腰や股関節、尻が硬くなっていませんか?
体を動かすのが面倒
→太ももが硬くなっていませんか?
仕事中はずっとハイヒール
→ふくらはぎやすねが硬くなってませんか?
■柔軟性を取り戻せば、疲れにくくなります!
柔軟性が低下して疲れやすくなった体は、ただ休ませるだけではダメ。それでは、いつまでたっても疲れを解消できません。なぜなら、体が硬くなってしまうのは、その部分の筋肉を「動かしていない」ことが根本的な原因だからです。疲れにくい体を作るためには、まずはストレッチで本来の柔軟性を取り戻すことが大切。さらに、部位によっては筋トレを取り入れると、より効果が上がります。体を伸ばすことの気持ちよさを実感し、快適に動ける体に少しずつ近づいていきましょう!
※テキストでは、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんによる、体の部位ごとのストレッチ法を紹介しています。
■『NHK趣味どきっ! 続・体が硬い人のための柔軟講座』より
- 『続・体が硬い人のための柔軟講座 (NHK趣味どきっ!)』
- 中野ジェームズ修一
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