いざ夏野菜スタート! プロに聞く基本の「き」

どっさり収穫をめざそう! 撮影: 岡部留美
夏野菜をスタートさせる季節がやってきました。『趣味の園芸 やさいの時間』2020年4・5月号では、初めて野菜作りに挑戦するビギナーさんのために、野菜作りの基本をエキスパートが徹底解説しています。

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■道具は何をそろえればいいの?

A 土を耕すためのクワやショベル(スコップ)、植え穴を掘るための移植ゴテなどが必要です。いずれも、ホームセンターや園芸店で購入できます。最初から焦ってあれこれ買いそろえなくても、徐々に用意しましょう。
ほかに、土のpHを調整するための石灰、土をフカフカにする堆肥、野菜の栄養源となる肥料などの資材は初めからそろえる必要があります

■タネと苗、どっちを買えばいいの?

A 野菜には、タネから育てたほうがよい野菜と、苗からのほうがよい野菜があります。例えば、ホウレンソウコマツナなど栽培期間が短い葉もの野菜や、ニンジンダイコンなど根がまっすぐ伸びる野菜は、タネから育てます。一方、トマトキュウリなどタネから育てるのが難しい野菜は、苗からスタートすることをおすすめしています。なかには、エダマメのように自分でタネをまいて苗作りができる野菜もあります。
どの野菜にもさまざまな品種がありますが、「家庭菜園向け」「丈夫で育てやすい」などと書かれたものを選ぶと失敗しにくくなります。
※テキストでは基本の道具の解説、種苗メーカーに聞いた今年のイチ推し夏野菜を紹介しています。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2020年4・5月号より

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