テラリウムに立体装飾……カジュアルに楽しむコチョウラン
- 浮遊感を楽しむフライングスタイル。つくり方のポイントはテキストに掲載しています。撮影:田中雅也 撮影協力:ブリキのジョーロ
コチョウランは本来、樹木に着生して育つラン。土がなくても栽培できる特性を生かしてカジュアルな飾り方で楽しんでみませんか。グリーンスタイリスト勝地末子(かつち・すえこ)さんが提案するのは小型品種を使って花茎の動きや花色を生かした遊び心を感じさせるコチョウランです。
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■自生地の雰囲気をテラリウムで
コチョウランが自生する熱帯〜亜熱帯の世界観をガラス容器の中で楽しむ。ランとミクロソルムの根鉢を水ゴケで巻き、根腐れを防ぐ珪酸塩白土の上に敷いた伊勢砂利に埋め、山ゴケを盛りつける。水やりはスポイトか霧吹きで。
素材/コチョウラン‘ゴールドベイビー’ 、(コチョウラン背後の植物)ミクロソルム・ムシフォリウム、山ゴケ、流木器のサイズ/底部直径27cm、高さ43cm
■着生植物だからできる立体装飾
樹木に着生するランやシダの性質を生かし、壁面を飾る板付け。水ゴケを巻いた根をシュロ皮で包み、板に工作用の大型ステープルで打ち留めている。ランより水を好むビカクシダを下方に配置。ヒカゲノカズラは板に引っかける。ジョウロのハス口で水やりする。
素材/コチョウラン‘キラキラ’ 、ビカクシダ、ヒカゲノカズラ(ドライ)、枯れ枝板のサイズ/幅13cm、高さ44cm
■『NHK趣味の園芸』2020年3月号より
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■自生地の雰囲気をテラリウムで
コチョウランが自生する熱帯〜亜熱帯の世界観をガラス容器の中で楽しむ。ランとミクロソルムの根鉢を水ゴケで巻き、根腐れを防ぐ珪酸塩白土の上に敷いた伊勢砂利に埋め、山ゴケを盛りつける。水やりはスポイトか霧吹きで。
素材/コチョウラン‘ゴールドベイビー’ 、(コチョウラン背後の植物)ミクロソルム・ムシフォリウム、山ゴケ、流木器のサイズ/底部直径27cm、高さ43cm
■着生植物だからできる立体装飾
樹木に着生するランやシダの性質を生かし、壁面を飾る板付け。水ゴケを巻いた根をシュロ皮で包み、板に工作用の大型ステープルで打ち留めている。ランより水を好むビカクシダを下方に配置。ヒカゲノカズラは板に引っかける。ジョウロのハス口で水やりする。
素材/コチョウラン‘キラキラ’ 、ビカクシダ、ヒカゲノカズラ(ドライ)、枯れ枝板のサイズ/幅13cm、高さ44cm
■『NHK趣味の園芸』2020年3月号より
- 『NHKテキスト趣味の園芸 2020年 03 月号 [雑誌]』
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