多肉愛好家たちの幸せな1日 〜国際多肉植物協会の東京例会〜

多肉好きという一点で結びついた愛好家たちの表情は、終始にこやか。もちろん、鉢を見る目は真剣。撮影:田中雅也
2019年に発足20年目を迎えた愛好家団体「国際多肉植物協会(I.S.I.J.)」。その東京例会の様子をリポートでご紹介します。会場は、熱く、濃く、楽しい空間でした!みなさんも、お住まいの地域の愛好会に参加してみませんか?

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国際多肉植物協会(I.S.I.J.)は、会長の小林浩さんを中心として1998年に発足しました。
小林さんいわく、この会は「珍しい植物やさまざまな情報が入手できること、インターナショナルな見地をもつこと、そしてダイバーシティ(多様性に価値を見いだす)であること。それだけです」。
会員は総勢800名以上。植物に関しての博士号をもつ会員もいれば、たまたま会長の近所だったという人もいて、さらには会員以外の人も例会に参加することができます。
東京例会では、開場の12時から自由参加の即売会が始まります。さらに、開会の30分ほど前から、参加自由の品評会への投票が行われます。
開会の13時半になると、会長の講演が始まります。最新のニュースレターの解説として、南アフリカへの視察旅行についての報告などが行われました。続いて品評会の結果発表。順位が発表され、すべての出品者が自分の株を解説。最後にはセリが行われて、和気藹々(あいあい)とした雰囲気のまま15時半に閉会。
「知識などのアカデミックな部分の質は高く、そうでないところはとことんゆるく会を運営しています。諸外国に比べ、まだまだ少ない多肉愛好家を少しでもふやしたいと思っています」(小林会長)
※続きはテキストでお楽しみ下さい。
■『NHK趣味の園芸』2020年1月号より

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