暑い夏にルリマツリのさわやかなブルーを楽しむ
- 原種。ライトブルーの花を咲かせるが、同じ個体でも季節によって多少花色に濃淡がある。撮影:上林徳寛
年々暑さを増していくようなニッポンの夏。猛暑の中でもさわやかな清涼感あふれる花を秋まで咲かせ続けるおすすめの植物が、ルリマツリとキキョウです。どちらもちょっとしたお手入れをするだけで長い期間、花を楽しめます。さぁ、涼しげな空間をつくってみませんか? 本稿では、園芸研究家の金子明人(かねこ・あきひと)さんにルリマツリの特長を教えてもらいました。
* * *
さわやかなブルーの花の美しさはもちろん、初夏から晩秋までと開花期間が長いこと、さらには、ほとんど手がかからないのも魅力です。
■猛暑の最中でも咲き続ける
ルリマツリは、南アフリカ原産の半つる性の常緑低木です。暑さに強く、猛暑が続く夏の間も涼しげな青色の花を次々に咲かせます。一方、熱帯花木なのに寒さにも比較的強く、関東地方以西では戸外で冬越しが可能です。また、丈夫で病害虫にも強く、初心者にもおすすめです。
■小さくも大きくも仕立て可能
コンパクトでかわいらしく仕立てることもできますし、大鉢や庭に植えて、自然風な大きくて見ごたえのある姿にすることもできます。半つる性なので、フェンスに寄りかかるようにするのもすてきです。
■苗は一~二回り大きい鉢に植え替える
3・5号ポットや5号ポット植えの苗が出回ります。入手したら水はけのよい用土で一〜二回り大きい鉢に植え替えます。用土は赤玉土小粒7、腐葉土3に元肥として緩効性化成肥料(N -P -K =6 -40-6など)を規定量混ぜます。
庭植えの場合は、株がすぐに大きくなるので、ほかの植物を覆わないようできるだけ広いスペースをとって植えましょう。
■『NHK趣味の園芸』2019年6月号より
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さわやかなブルーの花の美しさはもちろん、初夏から晩秋までと開花期間が長いこと、さらには、ほとんど手がかからないのも魅力です。
■猛暑の最中でも咲き続ける
ルリマツリは、南アフリカ原産の半つる性の常緑低木です。暑さに強く、猛暑が続く夏の間も涼しげな青色の花を次々に咲かせます。一方、熱帯花木なのに寒さにも比較的強く、関東地方以西では戸外で冬越しが可能です。また、丈夫で病害虫にも強く、初心者にもおすすめです。
■小さくも大きくも仕立て可能
コンパクトでかわいらしく仕立てることもできますし、大鉢や庭に植えて、自然風な大きくて見ごたえのある姿にすることもできます。半つる性なので、フェンスに寄りかかるようにするのもすてきです。
■苗は一~二回り大きい鉢に植え替える
3・5号ポットや5号ポット植えの苗が出回ります。入手したら水はけのよい用土で一〜二回り大きい鉢に植え替えます。用土は赤玉土小粒7、腐葉土3に元肥として緩効性化成肥料(N -P -K =6 -40-6など)を規定量混ぜます。
庭植えの場合は、株がすぐに大きくなるので、ほかの植物を覆わないようできるだけ広いスペースをとって植えましょう。
■『NHK趣味の園芸』2019年6月号より
- 『NHKテキスト趣味の園芸 2019年 06 月号 [雑誌]』
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