まずは作りたい野菜をリストアップ! 菜園計画のキホン

レタスも春にスタートします。菜園計画に取り入れてみては? 撮影:栗林成
本格的な菜園シーズンが始まるにあたって欠かせないのが、どこに何を育てるかという「菜園計画」。『趣味の園芸 やさいの時間』2019年2・3月号では菜園計画作りのキホンなどを紹介しています。教えてくださるのは、恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんです。

* * *


■STEP1 まずは作りたい野菜をリストアップ

まず初めに、今年はどんな野菜を作りたいかを考えてみましょう。「夏、ビールのおつまみでエダマメを食べたい」「果物のように甘いトマトを育てたい」「大きくて立派なスイカを作ってみたい」など、作ってみたい野菜を付箋やノートなどに書き出してリストアップしてみましょう。
中・上級者なら、今まで育てたことのない野菜や珍しい品種、新しい品種などをラインナップに加えてみるのもおすすめ。「作ってみたい」「食べてみたい」という気持ちが動機づけとなって、計画を立てたり、菜園に通ったりするのが楽しくなります。

■STEP2 育つ時期と株のサイズを調べよう

作りたい野菜が出そろったら、次に育つ時期と株のサイズを把握しましょう。
野菜ごとに栽培に適した時期があり、大きく「春から夏」「秋から冬」のサイクルに分けられます。適期ではない時期に栽培するとうまく育たないので、まずは自分の作りたい野菜がどちらに入るのかを確認しましょう。
次に株が成長するとどれくらいの大きさになるのか、おおよそのサイズを把握し、育てる場所と株数を決めます。例えばトマトは草丈が150〜200cmと高くなるので、陰になって育ちの悪い野菜が出ないよう北側(または西側)に配置します。また、成長後の株の広がりを考慮して適切な株間をあけ、ゆとりをもったレイアウトにすることが大切です。
※続きはテキストでお楽しみください。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2019年2・3月号 より

NHKテキストVIEW

NHK趣味の園芸やさいの時間 2019年 02 月号 [雑誌]
『NHK趣味の園芸やさいの時間 2019年 02 月号 [雑誌]』
NHK出版
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HMV&BOOKS

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム