コケと石で楽しむラン
- 撮影:桜野良充
ランをコケや石と組み合わせてみると、今までとは少し違った雰囲気が味わえます。簡単に管理できて、ちょっと趣のあるランの楽しみ方を、苔クリエイターの石河英作(いしこ・ひでさく)さんが提案します。
* * *
絢爛(けんらん)豪華なランもいいけれど、ときには少し趣を変えてみませんか。ランとコケに詳しい石河さんに、小型のランと、そのかわいらしさを生かした新しい楽しみ方を提案してもらいます。
ランの花が終わったあとも、葉の形や模様、コケや石の風情を楽しむことができるように、それらを上手に組み合わせましょう。
1年を通じて味わい深い風景を楽しめる、小さくて贅沢な一鉢です。
コケと組み合わせた場合の生育条件を考えて、ランの種類はシンビジウムとパフィオペディラムに絞りました。コケは比較的育てやすいものを選びます。
ここで使うランもコケも、湿度を保ち、明るい日陰で育てるという点は同じ。冬の乾燥には多少気を遣いますが、それだけ注意すればあとの管理はさほど難しくありません。
今回は3つの作例を紹介しますが、風景のつくり方は自由です。ポイントは小型のランを使うことと、材料をあまり詰め込まずに要素を絞ること。余白の美を生かすようにつくるとうまくいきます。
花後も楽しめるよう、主役のランは葉の形や模様にも注目して選びましょう。加えて、鉢選びも楽しみの一つ。鉢を変えれば全体の雰囲気も変わります。
※植えつけ方はテキストをご覧ください。
■『NHK趣味の園芸』2019年2月号より
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絢爛(けんらん)豪華なランもいいけれど、ときには少し趣を変えてみませんか。ランとコケに詳しい石河さんに、小型のランと、そのかわいらしさを生かした新しい楽しみ方を提案してもらいます。
ランの花が終わったあとも、葉の形や模様、コケや石の風情を楽しむことができるように、それらを上手に組み合わせましょう。
1年を通じて味わい深い風景を楽しめる、小さくて贅沢な一鉢です。
コケと組み合わせた場合の生育条件を考えて、ランの種類はシンビジウムとパフィオペディラムに絞りました。コケは比較的育てやすいものを選びます。
ここで使うランもコケも、湿度を保ち、明るい日陰で育てるという点は同じ。冬の乾燥には多少気を遣いますが、それだけ注意すればあとの管理はさほど難しくありません。
今回は3つの作例を紹介しますが、風景のつくり方は自由です。ポイントは小型のランを使うことと、材料をあまり詰め込まずに要素を絞ること。余白の美を生かすようにつくるとうまくいきます。
花後も楽しめるよう、主役のランは葉の形や模様にも注目して選びましょう。加えて、鉢選びも楽しみの一つ。鉢を変えれば全体の雰囲気も変わります。
※植えつけ方はテキストをご覧ください。
■『NHK趣味の園芸』2019年2月号より
- 『NHKテキスト趣味の園芸 2019年 02 月号 [雑誌]』
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