親の代からある「レガシー果樹」をなんとかしたい!

ウメ
これまで庭の世話をしていた親が、高齢で面倒が見られなくなるとともに、その世話を引き継ぐことがあります。そうした庭に果樹が植えられていることも少なくありません。
こうした、親から引き継いだ果樹=レガシー果樹は、植えられてから長い年月がたち、とても大きくなっていることが多いはず。実つきも悪くなり、もてあましてしまいがちですが、庭に欠かせない存在で、なかなか切り倒してしまうこともできません。
適切な手入れをしてもっと扱いやすいサイズに収めて、実つきのよい果樹へと生まれ変わらせてみましょう! 園芸研究家の小池洋男(こいけ・ひろお)さんに、レガシー果樹にありがちな問題点と解決法を教えてもらいました。

■木の外側や枝の先端にしか実がならなくなってきた…

解決法:枝抜き剪定して樹冠内部に光が入るようにして実がなる枝を新しくつくりましょう!

■花数、果実の数がふえません…

解決法:上向きの太枝などを誘引して勢いを抑えつつ収穫量をふやしましょう!




■枝がお隣にはみ出しそう! 剪定しても逆に太い枝がたくさん出てきてしまうんですが…

解決法:正しい剪定+根の整理で木をコンパクトにしましょう
※より詳しいメンテナンス方法はテキストをご覧ください。
■『NHK趣味の園芸』2018年11月号より

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