余ったゴーヤーを賢くストック

撮影:木村 拓(東京料理写真)
グリーンカーテンでゴーヤが採れすぎてしまった……そんなときはちょっとの手間で上手にストックしましょう。料理研究家の瀬尾幸子(せお・ゆきこ)さんが教えてくれました。

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独特の苦みと食感で、この季節の主役になる野菜、ゴーヤー。グリーンカーテンなど、自宅で栽培している人も多いのでは?
ゴーヤーはワタから傷んでくるので、新鮮なうちに取り除き、食べやすく切ってから塩ゆでしておくと、本当に重宝します。
ゴーヤーの両端を切り落とし、縦半分に切ります。そして、果肉とワタの間に親指の先を入れて、ワタと種を指で除きます。果肉とワタの部分は組織が違うので、指で触ればすぐ境目がわかるはずです。そして5mm幅に切って、熱湯に塩少々を加えてゴーヤーが柔らかくなるまで、大体2〜3分間ゆでます。ゴーヤーの緑が一段濃くなったら1切れ食べてみて、完全に火が通ったらざるに上げて冷水にとり、粗熱が取れたらすぐに引き上げます。水けをきって、冷蔵庫で保存を。このときは絞らず、使うときに料理に応じて余分な水けを絞って使います。
しっかり火を通してあるので程よい苦みで、調理時間も短縮できます。厚みも5mmあるので独特の食感も楽しめ、ゴーヤーチャンプルーにしても食べごたえがあります。たっぷり食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。
※材料とつくり方、活用レシピはテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2018年8月号より

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