椅子(チェア)ヨガで日々のパワーを

撮影:藤田浩司 
椅子があれば、気軽に始められる椅子(チェア)ヨガ。加齢によって衰えた筋肉を鍛えることもできます。

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筋力をつけて元気に動ける体に!
階段を使うのがつらい、電車ですぐに座りたくなるなど、体力の低下を感じることはありませんか? ヨガのポーズの中には、衰えがちな筋力を鍛えられるものがいろいろあります。今回は、そんな筋トレ要素を含むポーズをご紹介します。ポイントは、脂肪がつきやすいおなかや下半身の筋肉にしっかり効かせること。効かせたい筋肉を意識しながら行うことで効果が出ます。どのポーズも、時間のあるときに手軽にできます。日ごろ運動する時間のない方やシェイプアップしたい方に、とくにおすすめです。
(ヨガインストラクター・トレーナー、介護予防運動指導員の山田いずみさん)

■筋トレの主役のBig 3(ビッグスリー)

エネルギー代謝の主役は筋肉。年齢を重ねて太りやすくなるのは、エネルギー代謝が下がるためですが、代謝の低下には筋肉量の減少も大きく関係します。筋肉の量を増やせば、エネルギーが燃えやすく太りにくい体になれます。そのためには、体の中でも「大きな筋肉」を鍛えるのが近道。一般には「胸、背中、太もも」が筋トレの主役、「Big 3」と言われます。とくに女性なら、さらに「おなか」も重要ですね。鍛えないかぎりは衰えてしまうばかり。しっかり鍛えましょう。
(医学コメント・監修:産婦人科専門医、医学博士、スポーツドクターの高尾美穂さん)
※テキストでは、ポーズを写真入りで詳しく解説しています。
■『NHKまる得マガジン 誰でも椅子(チェア)ヨガ』より

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