宙に実がなる! 空中栽培でミニカボチャ
- 撮影:渡辺七奈
カボチャが宙に実って楽しい支柱を使った栽培。小さな菜園にもおすすめです。ミニカボチャの栽培のポイントを、恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田智(ふじた・さとし)さんが指南します。
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■空中栽培でコンパクトに育てる
カボチャはつるや葉がどんどん伸びるので、地這(じば)い栽培にすると、2m×2mと広い面積が必要になります。支柱を立てて上につるを伸ばす空中栽培なら、1m×60cmのスペースでOK。風通しや日当たりもよくなって、病気のリスクも減ります。1株で5〜6個のミニカボチャが望めますよ。
■親づるの摘心(てきしん)で雌花(めばな)をたくさんつけさせる
カボチャは子づる(わき芽)に多く実をつけるため、本葉が6〜7枚になったら、親づる(主枝)の先端をハサミで切り取り(摘心)ましょう。わき芽に栄養が回って子づるが勢いよく伸び、雌花がたくさんつきます。
■つるが伸びたら1週間に1回誘引する
気温が上がってくると、カボチャのつるは伸びが早くなるので、こまめな誘引が必要です。支柱やひもに結べる長さになったら、1週間に1回ずつ、つるを支柱などに結び、上へ上へと誘引して育てます。
※テキストでは作業手順を写真入りで詳しく解説しています。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年4・5月号より
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■空中栽培でコンパクトに育てる
カボチャはつるや葉がどんどん伸びるので、地這(じば)い栽培にすると、2m×2mと広い面積が必要になります。支柱を立てて上につるを伸ばす空中栽培なら、1m×60cmのスペースでOK。風通しや日当たりもよくなって、病気のリスクも減ります。1株で5〜6個のミニカボチャが望めますよ。
■親づるの摘心(てきしん)で雌花(めばな)をたくさんつけさせる
カボチャは子づる(わき芽)に多く実をつけるため、本葉が6〜7枚になったら、親づる(主枝)の先端をハサミで切り取り(摘心)ましょう。わき芽に栄養が回って子づるが勢いよく伸び、雌花がたくさんつきます。
■つるが伸びたら1週間に1回誘引する
気温が上がってくると、カボチャのつるは伸びが早くなるので、こまめな誘引が必要です。支柱やひもに結べる長さになったら、1週間に1回ずつ、つるを支柱などに結び、上へ上へと誘引して育てます。
※テキストでは作業手順を写真入りで詳しく解説しています。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2018年4・5月号より
- 『NHK 趣味の園芸 やさいの時間 2018年 04 月号 [雑誌]』
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